オウンドメディアはコンテンツマーケティングのこと?意味と違いを解説

2020 4/05
オウンドメディアはコンテンツマーケティングのこと?意味と違いを解説

オウンドメディアについて調べたり、運営したりしていると、しばしば「コンテンツマーケティング」という用語が出てきます。

これら2つの用語はよく似た意味を持っていますが、実は意味が違うんです。

今回はオウンドメディアとコンテンツマーケティングそれぞれの意味や違いを解説します。

目次

オウンドメディアとは?

Web上でのメディア戦略を考えるときに活用するメディアを「トリプルメディア」といいます。

オウンドメディアはアーンドメディア、ペイドメディアに並ぶトリプルメディアの1つ。

商品を売り込む広告(ペイドメディア)や他社のプラットフォーム上で運営するブログやSNS(アーンドメディア)とは異なり、自社が所有しているため、運営や管理、コントロールが可能なメディアです。

近年は自社所有の情報提供サイトのことをオウンドメディアと呼ぶことが多くなりましたが、本来はパンフレットやホームページもオウンドメディアに含まれます。

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SEO対策が必須なメディア

オウンドメディアへの集客は自然検索流入がメインです。検索をしたユーザーに見つけてもらうために、オウンドメディアではSEO対策が必須とされています。

ホームページでもSEO対策が可能ですが、一度完成するとほとんど更新されず、SEOにはあまり強くありません。

近年多くの企業が立ち上げている情報提供型のWebサイトであれば、コンテンツを増やせるためSEO効果のを積み上げていけるメリットがあります。

そのため「オウンドメディア=情報提供型のWebサイト」という認識が強まっていったのです。

潜在客にアプローチ

オウンドメディアは潜在客にアプローチできます。

自社商品やサービスのセールスを行わず、ユーザー目線に立ったお役立ちコンテンツを提供することで、自社商品の購入予定がない潜在客の目にも留まりやすくなるのです。

さらに潜在客のニーズを引き出して見込み客に、見込み客に購入してもらえば顧客にと、顧客育成をすることもできます。

関係構築が重要で利益は後からついてくる

オウンドメディアで最も重要視されるのは、ユーザーとの関係構築です。

ユーザーの共感を引き出し、信頼を獲得し、ユーザーに愛着を持ってもらう。

関係構築が進めばおのずとコンバージョンに繋がりますし、ユーザーによってSNS等で拡散してもらえます。

目先の利益を求めるなら広告を選べばいいでしょう。

しかしすぐに利益を得られなくても、長い目で見るとユーザーとの関係構築がその後のビジネスに良い影響を与えることは確かです。

ユーザーの役に立ち、関係を構築することが第一。

利益はその後からついてくるというのがオウンドメディアです。

コンテンツマーケティングとは?

コンテンツマーケティングとは、文章・画像・動画などのコンテンツ(情報)をユーザーに発見してもらい、興味関心を引き、購買してもらうという考え方です。

コンテンツマーケティングに利用する媒体やコンテンツの種類は問いません。

ユーザーにコンテンツを提供できる手段(媒体)があればOK。

コンテンツマーケティングで何よりも重要なのは、ユーザーを惹きつけられるコンテンツの質となります。

マスマーケティングとの違い

情報過多になりユーザーが広告を避けるようになってから、コンテンツマーケティングはマスマーケティングの対比として登場しました。

マスマーケティングとは、テレビCMやラジオ、新聞や雑誌の広告といったものを使った従来のマーケティング手法のこと。

マスマーケティングはいつ、どこで、誰が見ているかがわからず、不特定多数へ向けて発信していることが特徴です。

コンテンツマーケティングに利用されるのはブログ、SNS、メルマガ、書籍、動画などですが、ユーザーは受け身ではなく、自発的に情報を取りに行きます。

そのため、コンテンツマーケティングでは興味がある人だけに向けて発信が可能です。

コンテンツマーケティングの要素

コンテンツマーケティングは使用する媒体を問いません。

そこで何がコンテンツマーケティングなのか迷ったら、次の要素を確認しましょう。

  • ユーザーに継続的に情報を提供していること
  • その情報がユーザーにとって有益で役に立っていること
  • その情報が企業価値やブランド価値を高めていること
  • ユーザーが自発的に情報を取りに来ていること
  • 潜在客、見込み客、顧客の獲得ができること

これらの要素があれば、それはコンテンツマーケティングだと言えるでしょう。

ただ、上記の要素を見てもわかるように、コンテンツマーケティングにはオウンドメディアと被っている部分も多いのが混同されやすい理由です。

集客から販売までが目的

コンテンツマーケティングでは認知を高めて集客することはもちろん、顧客育成や販売までを目的としています。

1つの手法ですべての目的を達成することは難しいですが、1つひとつの目的にあった手法があるのもコンテンツマーケティングの特徴です。

どの手法でも共通しているのは、ユーザーに自発的に見つけてもらうプル型のマーケティングであること。

ユーザーは、自ら選んだ商品やサービスを高く評価する傾向があります。

オウンドメディアとコンテンツマーケティングの違い

よく似た意味を持つオウンドメディアとコンテンツマーケティング。最後にそれぞれの違いについて、もっと詳しく見ていきましょう。

媒体か戦略か、ツールか手法か

オウンドメディアは媒体を指します。

一方でコンテンツマーケティングは「コンテンツによって集客し、販売まで繋げる」というマーケティング戦略です。

オウンドメディアは集客・顧客育成・ブランディングなどを行うためのツールです。

そしてコンテンツマーケティングは高品質のコンテンツを使ったマーケティング手法全般を指します。

  • オウンドメディア=媒体、ツール
  • コンテンツマーケティング=戦略、手法

と考えると、この2つの違いがわかりやすいのではないでしょうか?

オウンドメディアはたくさんあるコンテンツマーケティングの選択肢の中の1つ。

コンテンツマーケティングの中にオウンドメディアや、ペイドメディア、アーンドメディアなどが含まれているイメージです。

オウンドメディアを作るならコンテンツマーケティングも学ぼう

これからオウンドメディアの立ち上げを考えている企業は、コンテンツマーケティングについても学ぶことをおすすめします。

なぜなら、オウンドメディアにはコンテンツマーケティングの考え方が深く関係しているためです。

コンテンツマーケティングについて学び「良いコンテンツとは何か?」「コンテンツはどのように活用できるのか?」がわかれば、オウンドメディアのコンテンツ作りや運営にも応用できるでしょう。

オウンドメディアとコンテンツマーケティングで見込み客を獲得!

オウンドメディアとコンテンツマーケティングには共通点が多く、どちらも見込み客の獲得に強いのが最大の利点であり、共有点です。

コンテンツマーケティングの重要なポイントだけをギュッと濃縮し、フル活用できるのがオウンドメディアだと言えます。

両方の概念やノウハウを学び、見込み客の獲得に繋げましょう!

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