学習塾の経営者であり、ベストセラー「瞬読」の著者でもある山中恵美子(やまなかえみこ)が学院長を務める、「EMI高等学院(えみこうとうがくいん)」が2023年4月に開校します。メタバースにある学校とは一体どういうことなのか?詳しくご紹介していきます!
メタバース空間に作られた学校とは!?
EMI高等学院の最大の特徴は、学校がメタバース空間にあること! 生徒たちはアバターを使って、メタバース上にある学校に登校し、授業を受けます。生徒をサポートするスタッフもアバターを持っているので、オンラインとはいえ面と向かうと緊張してしまう…という方でも気軽にコミュニケーションを取ることができます。
学校の中には講堂もあり、式典や生徒の制作物の発表などに使われます。入学式は講堂にアバターたちが集まって行われるそう…!どんな入学式になるのか気になりますね。
好きな場所、好きな時間に授業を受けられる
授業はオンラインで受けられ、決まった時間に決まった場所に行く必要はありません。24時間いつでも、パソコンやタブレット、スマホがあればどこからでも授業を受けることができます。自分のペースで勉強ができるので、思う存分やりたい勉強に取り組めます。
「キミの学びで、世界が変わる。」全く新しい通信制サポート校
EMI高等学院は神奈川県にある「鹿島山北高等学校」の通信制サポート校という位置づけです。鹿島山北高等学校に在籍しながら、EMI高等学院のカリキュラムを受講する形となります。効率的に高卒資格を取りつつ、世界に通用する学びを得られる、一石二鳥の学校です。
世界に通用する学びを身につけるため、「メタバースコース」、「アメリカ大学進学コース」、「大学進学コース」3つのコースが用意されています。
メタバースコース
今後、確実に拡大すると言われているメタバース市場。しかし日本にはメタバースを得意とするエンジニアはごくわずかしかいません。そこで作られたのが「メタバースコース」。3年間かけて、3Dモデルの開発やプログラミング講義、VRアプリの開発などを学びます。バーチャル空間やVRゲームのコンテンツ開発をし、それをプレゼンテーションまでできるようになることを目標としています。将来的にはVRディレクターや3Dモデラーなど、これからますます活躍の場が広がる進路を目指せます。
アメリカ大学進学コース
世界規模で自分のスキルを発揮できるグローバルな人材を目指し、アメリカ留学のための学びを得られるコース。1年間で留学のための基礎英語や知識、技術などを身につけ、2年目から現地に渡航。さらに語学力を磨き、学部入学基準レベルに到達したらワシントン州のコミュニティカレッジ(短期大学)に入学し、そこで2年学んだらそのままアメリカの大学に進学します。日本ではなくアメリカの高校、そして大学卒業を目指すというこれまでの学校教育とは一線を画すプログラムです。
大学進学コース
「特別進学コース」と「総合学習コース」の2コースがあります。特別進学コースは国公立大学や医学部、難関私立大学入学を目指し、1年次から大学受験を意識した授業を受けられます。総合学習コースははまず高校卒業資格の取得を優先し、知識の詰め込みではなく、総合的に社会貢献できる力を養成するためのキャリア授業も受けられます。
それぞれのコースによって学べることも、勉強する年数もさまざま。目指したい進路や、なりたい自分によってコースを選ぶことができます。
やりたいことがたくさんある人にオススメ!EMI高等学院
EMI高等学院は、これまでの学校にあまり馴染めかった…という方や、自分のペースで勉強したい!という方におすすめです。
24時間いつでもどこからでも授業が受けられるので、自分のライフスタイルに合わせた勉強ができます。今日はEMI高等学院のカリキュラムをやって、明日は他の興味がある分野について調べてみよう!というような勉強方法も可能に。やりたいことや興味がたくさんある人ほど楽しめる学校です!
「手に職」を持って世界で活躍できる人材を育てる。そんな想いの込められたEMI高等学院。通信制の学校初の「宇宙飛行士育成コース」も作りたい!という山中学院長。どんな学校になっていくのか今後が楽しみですね。
4月入学の願書は2023年4月7日(金)まで受付中。転入や編入も可能なので、気になる方はぜひチェックしてみてください!
取材・文/小野光梨(Roaster)