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日本唯一の小江戸として全国的に名高い埼玉・川越。年明け1月7日にアド街ック天国で「エモい小江戸で初詣」と紹介され、観光地としてさらに有名になり、年明けの三連休は観光客で溢れかえっていました。川越といえば、蔵造りと呼ばれる建築様式の古い土蔵や商家が有名ですが、古い町屋や長屋も魅力の一つで、古民家をリノベーションして、店舗として利用しているお店も多くあります。
そこで、今回はとても居心地の良いレトロな面影を残す、古民家カフェをご紹介いたします。
古民家カフェでゆったりとした特別な時間を
店主さん選りすぐりの雑貨に囲まれた空間
最初にご紹介するのは、一番街通りから少し離れた場所に佇む「Banon 喫茶とあれこれ」。築100年を超える長屋をリノベーションしたお店です。
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柔らかい光がたっぷり差し込む店内には、店主さん選りすぐりの可愛らしい雑貨たちがたくさんあります。
そんな雑貨に囲まれ手作りケーキとドリンクをいただく時間は、日常を忘れて自分だけの世界を楽しめる。
そんな気持ちになれる場所です。
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ちょっとしたところにも店主さんのセンスや遊び心が感じられ、どこを切り取っても絵になる空間です。
ケーキは、季節ごとに変わりいろいろな種類から選ぶことができるので、毎回足を運ぶのが楽しみになります。
1杯ずつ丁寧に淹れてくれる珈琲は、優しく甘いケーキとの相性がとっても合います。
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ちなみにこちらの「バナナジュース」は、バナナそのままの優しい味が特徴で、自然と心がほぐれていくような
わたしのお気に入りのメニューです。
店主さんも、優しさが滲み出るような気さくな方なので、居心地がよくついつい話し込んで長居してしまいます。
Banon
住所:埼玉県川越市元町1丁目12-7
電話番号:049-277-4300
営業時間:木曜〜日曜 12時〜18時
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お野菜たっぷりのお料理がたのしめる
川越で人気の観光地「蓮馨寺」に程近い場所にある「きょうのごはん ゆるりCafe」。
こちらも古民家をリノベーションしたカフェで、入口が少し奥にあるので隠れ家のような雰囲気です。
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“健康・安心・ストレスフリーな食事”をコンセプトに、川越で100年以上続く八百屋「柏屋」さんから毎朝届く、新鮮な旬のお野菜で作るお野菜プレートや、牛肉・豚肉・鶏肉の3種類が楽しめる贅沢なプレートなど贅沢かつ体に優しいお料理が人気です。
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さらに人気のメニューは、ゆるりCafeの看板メニュー京都丹波産黒豆と国産きなこを練り込んだ
「ジェナーコ」。見た目がころんとして可愛らしいこちらのデザートは、「ジェラート+きな粉」から生まれたオリジナルアイスクリーム。“デザートも身体にいいものを”というお店の願いから作られたもの。きな粉は、大豆を皮ごと使用しているので、食物繊維をはじめとした豊富な栄養素を取り入れることができます。
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店内は白を基調とした空間でソファ席もあり、まるでお家でくつろいでいるような居心地の良い空間です。
きょうのごはんゆるりCafe
住所:〒350-0066 埼玉県川越市連雀町32−1
電話番号:049-227-9133
営業時間:10:30〜16:00 木曜定休日
HP:https://www.kyounogohan-yururicafe.com/
IG:https://www.instagram.com/yururicafe/?hl=ja
“カフェから食堂へ”ほのぼのとした空間
こちらの、しゃもじの“open,close”の看板が可愛らしいお店は「喜多町弁天長屋」通称弁天横丁と言われる路地にある、「トモリ食堂」。かつては芸者さんの置き屋が並び、芸者横丁とも呼ばれていたこの通りには、9つのお店や事務所が入居しています。この長屋は、明治期につくられ昭和に増築された大きな長屋です。
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東京の護国寺にあった「トモリcafe」が「トモリ食堂」として川越に移転オープンしました。
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メインのおかずは店内の黒板から選ぶことができます。店主さんが一人でお店を切り盛りしていて、毎日一品一品丁寧に仕込んでいるお料理は、彩豊かで優しい味です。
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木製のカウンター席とテーブル席があり、一人でも入りやすい雰囲気の店内です。店内を飾っているレトロな家具や照明も長屋の雰囲気に溶け込んでいます。
食後のデザートには、「ちょっといい卵のプリン」というなんとも可愛らしい名前のプリンがおすすめ。たまご感たっぷりの優しい味の固めプリンからは、店主さんの優しさも感じられます。
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「トモリ食堂」
住所:〒350-0061 埼玉県川越市喜多町2−1
電話番号: 070-3980-3685
営業時間:下記Instagramのハイライトよりご確認ください
https://www.instagram.com/tomorishokudou/?hl=ja
内装にもたくさんのこだわりを
トモリ食堂の斜向かいにあるギャラリー&カフェ「二軒堂」。こちらは「麻利弁天長屋(あさりべんてんながや)」と呼ばれる築100年以上の長屋をリフォームしています。
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大工の技術を持つ店主さんが、息子さんと一緒に8ヶ月の月日をかけて建物を改修・リフォームして作り上げた内装だそうです。まずは、二軒堂のトレードマークのようになっているヘリボーンの床。ヘリンボーンとは、模様の一種で、開きにした魚の骨に似る形状からニシンの骨 という意味をもつそう。
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1枚1枚塗装をし並べる、という楽しそうでかなり大変な作業。今ではたくさんの人が行き交い、とても良い味が出ています。
大工さんならではのこだわりと技術があって、この素敵な空間ができあがったのだと思うと感慨深いです。
あり合わせのガラスを工面して作った窓は、たくさん光が入ってくるように作ったもの。真ん中の小窓は、風抜きの窓になっているのでちょこんと開いている様子も可愛らしいです。
そんな二軒堂さんの人気メニューは、「角煮定食」と「本日のカレー」
口の中に入れた途端に、とろけてしまうほど柔らかいお肉と、タレが十分染み込んだ大根の組み合わせは絶品です。
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こちらの「バターチキンカレー」は、スパイスが効いていて、ほろほろとした柔らかいお肉が絶品です。日によってカレーの種類が変わるそうなので、それも楽しみの一つですね。
こだわりの詰まった店内と、美味しいお料理が共に楽しめる、そんなお店です。
ご自身でDIYをやりたいなと思っている方は、ぜひ店主さんに相談してみるのも良いかも。
「二軒堂」
住所:〒350-0062 埼玉県川越市元町1丁目16−6
電話番号: 049-214-6276
営業時間:12:00〜15:00(L.o16:30),18:30〜22:00(L.o21:30) 月曜、火曜、水曜定休日
IG:https://www.instagram.com/gallery_and_cafe_nikendo/?hl=ja