名古屋発! 新たなブライダルのかたちを生み出すマルコの編集力。

新型コロナウイルス感染症の影響により、今、様々な業界において新たな取り組みが必要になってきている。ブライダル業界もそのひとつだ。今回取材したのは、MRKホールディングス及びマルコ株式会社の代表取締役社長の岩本眞二さん。

「すべての女性の心と身体の美の追求」という企業理念のもと『美の総合総社』を目指し、ボディメイクランジェリーをはじめとした、女性にとって価値ある商品やサービスを提供している、マルコ株式会社。そんなマルコ株式会社が今年11月、愛知県小牧市にグランドオープンしたのが、ボディメイクランジェリー、ネイル&ヘアサロン、オーソティクス、サプリメント、ウェディング、カフェなどをひとつの施設に集約したトータルビューティー施設『MARUKO MAQUIREI(マルコ マキレイ)』である。

コロナ禍においても業績を伸ばし続けるその秘訣について、そして今まで挑戦したことのないブライダル事業に挑戦し、トータルビューティ施設を作り上げた岩本社長の「編集力」についてお話を伺った。

 

岩本眞二(いわもと・しんじ)
MRKホールディングス及びマルコ株式会社 代表取締役社長

1962年生まれ。趣味はゴルフと音楽鑑賞。ニチメン株式会社(現双日株式会社)に入社、後に1997年にニチメンメディア株式会社を設立、2000年にスタイライフ株式会社を設立(ニチメンメディアを吸収)。代表取締役社長としてアパレル製品及びファッション雑貨等のインターネット通信販売を主な事業として展開し、2006年に現JASDAQに上場。買収により2011年に代表取締役を辞任するも、後に経営者として就任した株式会社ハイマックス、株式会社AXES、エンジェリーベ株式会社を全て黒字化し、復活させた。2017年に現任であるマルコ株式会社の代表取締役に就任し、現在に至る。

 

MRKホールディングス及びマルコ株式会社

日本で初めて体型補整下着の価値を広め、販売しているパイオニアカンパニー。「すべての女性の心と身体の美の追求」という企業理念のもと『美の総合総社』を目指している。
体型補整のためのボディメイクランジェリー「MARUKO」の他、トップブランドヘアサロン「FURUSHO」「Embellir」、婚活&ウェディングをサポートする「Angelina Sweet」「赤坂シュビア」、マタニティウェアやベビー用品を扱う「ANGELIEBE」、アンチエイジングサプリなど、女性のライフステージに寄り添った商品やサービスを提供する。

 

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お客様の声から誕生した、あらゆる面で女性の美をサポートする新たな場所。

-まずはじめに、11月11日名古屋の小牧にグランドオープンをした「MARUKO MAQUIREI」とはどのような施設ですか?

 

岩本 「MARUKO MAQUIREI」は、弊社が掲げている「美の総合総社」を象徴するトータルビューティ施設です。弊社が経営しているボディメイクランジェリーのMARUKOをはじめ、ネイル&ヘアサロン、オーソティクス(※1)、サプリメント(※2)、ブライダルなど、女性の美と健康をサポートする様々な商品やサービスをトータルでご提供できる複合施設となっています。

木の温もりを活かしたチャペルとヨーロッパの城を再現した邸宅風の結婚式場。

施設に入ってすぐに見えるのが、華やかなオブジェが飾られたウォール。右側が化粧室への隠し扉になっており、細部まで美しい施設づくりが徹底されている。

今は亡き創業者から、「“美の総合総社”を目指そう」という言葉を社員に伝えていたらしいんです。「美の総合総社」とは、女性の美しさをつくっていくトータルビューティーカンパニーという意味。外面のボディメイクだけではなく、内面からも女性の美しさをサポートしていく、創業者はそんな会社を目指していたという話を従業員から聞いて、私もチャンスがあればそんな事業をやりたいと考えるようになり、今回この「MARUKO MAQUIREI」を考案しました。

 

※1 オーソティクス:美しい姿勢や歩き方を実現するために、専門の三次元足圧測定システムで足形や歩き方のクセ、重心を測定してインソールをオーダーメイドすることができる。

※2 サプリメント:170の質問と「AGE糖化年齢測定器」を使用して体内のコンディションを測定し、そのデータに基づきカウセリングを行って各々に合った最適なサプリを提案する。

 

-今回、「MARUKO MAQUIREI」をつくるに至ったきっかけを教えてください。

 

元々、「MARUKO」のお客様から、ウェディング当日にボディメイクするため、マルコのスタッフに来て欲しいという要望が多々あったことから、ウェディング場の近くに「MARUKO」があるというベストな状態を作りたいとずっと考えていて。そんな時に、偶然「ウェディング施設を買い取っていただけませんか?」というお話をいただいたのです。実際に見に行ってみたら、その施設がまさに思い描いていた「美の総合総社」のイメージにぴったりで。チャペルがあって、別館に大きな会場があって、2階にはウェディングドレスの展示場スペース。これだけのスペースがあったら、結婚式場とは別に「MARUKO」も、ヘアサロン、ネイルサロンも作れる。ここなら「美の総合総社」を体現化した施設ができるぞ、とその時確信しました。その出来事が、当初から思い描いていたこの施設を作ることになった、大きなきっかけですね。

 

コロナ禍でも会社を支えたのは、常に前向きである姿勢。

-ここまで進めてくるのに、壁にぶつかったり難しかったこともあったと思います。このプロジェクトにおいて、特に大変だったことはなんですか?

 

岩本 ひとつには、ブライダル事業をゼロからスタートしたこと。ブライダル事業をやりたいと漠然と思っていたものの、ウェディングサロンを経営した経験はゼロだったので、最初は何もかもが手探りで、壁にぶつかることもありました。もうひとつ、最大の壁だったのはこの新型コロナ感染症の影響。コロナの影響により、全てのプロジェクトが一気に延期となってしまったので、完成するまでにはとても苦労しましたね。

-コロナの影響により、ビューティやブライダル業界も、これから大きな変化が必要な業界のひとつだと思います。しかしながら、御社はコロナの間でも売り上げを落とすことなく、今もなお業績を伸ばしていらっしゃいます。そこには何か秘訣があるのでしょうか?

 

岩本 「常に前向きでいること」じゃないですかね。私は、過去に会社の経営を5社経験してきており、今の会社が6社目です。経験上、会社というものはマンネリ化すると衰えてしまうので、このように常に新しいことに挑戦していく前向きな姿勢がなにより大切だと思っています。また、社長である私が前向きであることが、社員たちの刺激にもなり、また頑張ろうというモチベーションにも繋がると思うのです。社員のモチベーションは売り上げに直結するからこそ、僕自身が常に前向きな姿勢でいることは意識しています。

 

-社員さんといえば、御社の社員さんの多くが、もともと「MARUKO」のロイヤルカスタマーだった方々だとお伺いしましたが、本当ですか?

 

岩本 はい、営業店社員の全員が、もともと「MARUKO」を実際に利用していたカスタマーです。これは、弊社の42年間の伝統になっています。ボディスタイリストとひとことで言っても、一般の方々からすると、どんな仕事なのか想像がつかないと思うんですよね。だから、一番身近であるカスタマーに声をかけて一緒に働いてもらっています。お客様として来ていたからこそ、ボディスタイリストの仕事を理解している上に、接客するお客様に対しても商品やサービスの価値を嘘なく伝えることができています。真実を語る人の言葉しか、読者や消費者は聞いてくれない今の時代だからこそ、お客様に対して嘘をつかないことってとても大事だと思うんです。

 

自ら夢を語り、実現し続けることが求心力を生む。

-岩本さんの前向きな姿勢が社員のモチベーションに繋がり、結果的に会社全体が向上しているのですね。社員のモチベーションを維持するために、何か心がけていることはありますか?

 

岩本 先ほどお客様に対して嘘をつかないというお話をしましたが、私自身も同様に、とにかく「この社長は嘘をつかない」と思ってもらうことを大事にしています。もともと古くなっていた店舗を新しく改装したいという社員の思いがあったことから、私がこの会社に入ってから、210店舗あるうちの80店舗ほどを綺麗に改装したのです。確かに大変な作業でしたが、それを社員の目に見える形で実現していくことで、社員に「私たちの夢は叶うんだ」と思ってもらえるようになる。また他の店舗の社員にとっても、「うちの店舗も綺麗になるかも」というひとつのモチベーションに繋がりますよね。この「MARUKO MAQUIREI」も同様に、創業者の夢だった「美の総合総社」を実現すると1年ほど前から語り続けて、本当に実現させ、社員たちに見せることができました。

今回のグランドオープンに伴うオープニングレセプションの様子。体型補整下着とは思えない、可愛らしいデザインのラインナップ。

-「嘘をつかない」という姿勢で社員のモチベーションを上げていくというのは、素晴らしいですね! 常に社員の声に耳を傾けながら会社経営に取り組む岩本さんにとって「編集力」とは、どんなものですか?

 

岩本 集めて編むという言葉は、まさにこの「MARUKO MAQUIREI」だと思います。「MARUKO」に、ヘアサロン、ネイルサロン、ブライダル、サプリメントルーム、カフェなど、全部を集めて編み、ひとつの施設にする力というのは「編集力」と言えるかなと。しかし、組み合わせていく際には、もちろん社員全員の協力が必要になります。だからこそ私は、自ら夢を語ることによって社員のモチベーションを高めていくようにしているのです。こうやって、夢は叶うんだということを語り続け、形にして見せ続けることで社員のモチベーションを高めていくこともまた、ひとつの「編集力」と言えるかもしれません。

「MARUKO MAQUIREI」をイメージした、落ち着いた雰囲気の美しいウェディングドレス。

-社員ひとりひとりに向き合いながら会社全体を動かしていく力も、確かに「編集力」と言えますね。

 

岩本 はい、それが社長の仕事だと思っています。僕は、この会社にきて最初に、毎日ビデオで朝礼を流すことを徹底して行いました。うちの会社は社員が約2000人なので、一人ずつ会いには行けない。だから朝礼を通して、僕が20数年間社長をやってきて学んだこと、そして自らの夢を伝えることを3年間ほど続けました。「絶対やるよ、MARUKO MAQUIREI」「店舗も全部改装するからね」という風に声に出して夢を語り、そして現実にしていく。言ったからには、有言実行しないとだめだから、自分自身を奮い立たせる機会にもなりましたね。

 

「MARUKOに行けばキレイになる」が当たり前になる世界を作りたい。

-その朝礼がポジティブな社長のスタイルに結びついているように感じます。夢が現実となったもののひとつとして、今回オープンした「MARUKO MAQUIREI」がありますが、次の目標はあるのですか?

 

岩本 はい、「MARUKO MAQUIREI」を全国、地方の街に作りたいです。都会は少し歩けばヘアサロンやネイルサロンなどがすぐ見つかる。でも地方では、ヘアサロンに行くにも、「MARUKO」に行くにも、ネイルサロンに行くにも、ウェディングも全然違う離れた場所まで行く。これはとても不便ですよね。だからこそ、ドーンと集中的な施設を創っていきたい、そう思っています。地方で綺麗になりたい人がいたら、「じゃあMARUKOに行けば?」「すぐ近くにMARUKO MAQUIREIがあるよ」という風に、みんなが当たり前に知っているような施設にするのが今の夢ですね。

 

取材:大崎安芸路(ロースター)、編集・文:川崎きさら(ロースター)、写真:菅原景子(ロースター

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