皆さま、今日もお疲れ様です。
毎日の仕事で、悩ましい問題があって思い詰めてしまったり、嫌なことがあってイライラしてしまったり。マイナスな気持ちになることは誰にでもある。
そんなとき、自分のご機嫌の取り方を分かっていれば気持ちをリセットできて、そのあとの仕事に前向きに取りかかることができる。
そこで、この春ロースターに入社したばかりの新米編集者 田村が、日々たくさんの素敵なコンテンツを生み出している先輩社員の皆さまの、マイごきげんルールを毎月1つずつご紹介していき、ハッピーでいられるためのヒントを模索する。
#01 藤岡沙羅「散歩」
これ、ロースターの先輩社員・藤岡沙羅。
綺麗なものや美味しいものが好きで、いつも優しく落ち着いていて朗らかなイメージ。インスタはご飯で埋め尽くされている。昨日も美味しそうなものを食べていた。あと、好きな色は緑で、趣味は散歩。
そこで第1回目の今回は、ご機嫌でいる秘訣は散歩だという、大の散歩好きな藤岡さん流散歩の目的や楽しみ方をご紹介。
散歩をする目的
散歩をすると良いことが3つあるらしい。
一つ、リフレッシュ。二つ、頭の中のリセット。 三つ、気持ちばかりの運動。
忙しい中でもぼーっとする時間や、頭の中を整理する時間を大切にしたいという藤岡さん。
撮影などがない日の編集者の仕事は、いつもパソコンに向かって体はじっとしつつ頭をフル回転させているので、頭をリセットでき、運動にもなる散歩は編集者にとってもってこいのリフレッシュ方法だ。
散歩をするようになってから、気持ちに余裕ができて穏やかになった気がしているのだそう。すでに十分穏やかなお人柄だから、これ以上散歩を続けたら仏になってしまうのではと心配。
散歩中の過ごし方
いちばん気持ちがいいのは、人が少なく空気も少しひんやりしている 6〜7 時台。まだ私がぐうすか寝ている時間。
この時間に藤岡さんは片道徒歩30分の公園に向かって歩き出す。
特にお気に入りなのが「井の頭恩賜公園」。お気に入りポイントは、自宅から歩いて行ける圏内にあることと、とにかく神秘的で心が浄化されるから。
井の頭公園といえばお花見などで賑やかなイメージを 持つ人も多いかもしれないが、朝はランニングやストレッチで自分の世界に没頭する人、ペットと散歩する人、野鳥を観察する人など、それぞれ静かに楽しんでいるので心地がいいのだとか。
競技場やジブリの森美術館があるエリアや、玉川上水沿いを歩いたりしている。
家から公園までの道のりは好きな音楽を聴き、公園に着いたらイヤホンを外して鳥のさえずりに耳を澄ませる。澄んだ空気の中、自然の音に耳を傾けると、綺麗な風景も相まって 優雅な時間を過ごせて、なんだかすごく得した気分。
ああ最高、という気持ちになり頭の中をリフレッシュさせることができるから、忙しいときこそ時間と心の余白をつくることがおすすめだという。
公園での滞在時間は1〜2時間。仕事のことなど考え事をしたり、何も考えず大きな井の頭池の周りやベンチでぼーっとして写真を撮ったり。
季節の移ろいをダイレクトに感じることができるのも散歩の魅力。近頃はすっかり春が過ぎ、木々が⻘々と色づき始め夏を予感させている。
ここまで聞いたところで、散歩ってサウナよりも整うんじゃないか説が私の中で浮上した。早く散歩したい。
聴けば足どり軽やかに!散歩おすすめソング
散歩に欠かせないのが、心地の良いムードを演出してくれる音楽。
その日の気分に合わせて、爽やかで程よいテンポの曲を聞くことが多いという、音楽好きな藤岡さんの散歩がもっと楽しくなるプレイリストのごく一部がこちら。
1. Basic(feat. STUTS)『ミツメ』
ビートが心地ちよくて歩きやすい。ジャケット写真のように、きらびやかな木漏れ日が似合う曲。
2. Bialystocks『差し色』
詞もきれいで散歩に最適の曲。どこまでも歩いて行けそう。
3. 宮内優里(feat.星野源)『読書』
どんな散歩シーンでも間違いない曲。晴れの日も曇りの日も、爽やかな気持ちになれる。
4. UA『微熱』
ゆったりのんびり歩きたいときに聴く。気持ちにスッとフィットするムード。
5. くるり『THANK YOU MY GIRL』
帰り道はくるりを聴くのがルーティン。
ボーカルの岸田さんの歌声とくるりの優しいメロディが散歩の気分によく合う。
6. Polaris『大気圏』
爽やかなアップテンポ。散歩の初めと終わりに打ってつけ。
朝の散歩でごきげんな毎日を!
頭の中を整理整頓できて、歩くことで運動にもなるから身も心もリフレッシュできる散歩。
たまにはケータイやパソコンの画面から目を離し、椅子からお尻をはがして、好きな音楽を聴きながら自然を感じに外へ出かけるのも大切なことだと気付かされた。
ああ早く散歩したい。
ちなみに田村の最近のマイごきげんルールは「餃ビー」。昼から食べる餃子とビールは人類の到達点だ。
だから私は今度の休日、頑張って早起きをして、念願の散歩のついでに餃子の材料とビールを買いに行くことを心に誓った。
編集・文/田村 真里佳(Roaster) 撮影/藤岡沙羅・田村真里佳(Roaster)
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