ワタシと バンドと バンTと、/SPARK‼︎SOUND‼︎SHOW‼︎

就職を機に上京後、多い時には週5でライブハウスに⾜を運んでいた編集アシスタント・ナツボリ。

ライブの数に⽐例してどんどん増え続けるバンドT シャツ(バンT)を当時の思い出とともにご紹介する本連載。

第2回は、「インディーズバンドの追っかけ」を初めて体験することとなったバンド「SPARK!!SOUND!!SHOW!!(スパーク‼サウンド‼ショー‼)」の1枚をピックアップします。

目次

メンバーの愛⽝をあしらったキュートな1 枚

今回ご紹介するバンT は、2009 年結成、SPARK!!SOUND!!SHOW!!が3 年前に販売していた1 枚。

Syn/Gt/Cho のタクマさんの愛⽝・ラスクちゃんがプリントされた可愛らしいデザインで、元々は地元⼤阪で⾏われたポップアップショップ限定で販売されていました。

しかし、ファンからの強い要望で少量のみ東京でのライブ時に販売されその際ゲットしたものです。

ライブの⽇以外にも普段着として着るぐらいお気に⼊り。飲み屋さんでご機嫌のナツボリ。

⼿に⼊らないと思っていたものを購⼊できたことが本当に嬉しく、⾃分には可愛すぎるデザインでも背⾯プリントで主張しすぎず着やすかったので、ライブがない⽇でもしょっちゅう着て出掛けていました。

この頃には既に夢中でこのバンドを追いかけていましたが、何故そこまでに⾄ったのかを振り返ろうと思います。

SPARK!!SOUND!!SHOW!!略して”スサシ”との出会い

スサシに出会った⽇のライブ

スサシと出会ったのは渋⾕の”いかにも”な雰囲気の⽼舗ライブハウス、「clubasia」で⾏われたとあるバンドの企画ライブでした。

いつもは⾃分の⽬当てのバンド以外は観ずにカウンターでお酒を飲んだりしているのですが、その⽇はどういう訳か気が向いてステージの⽅へ向かいました。

今思うと不思議な引⼒に引き寄せられたのだと思います。

第⼀印象は「速い系でうるさい感じ」。

シンセがギンギンに鳴っている刺々しい⾳と⽇本語と英語混じりの語感重視で意味不明な歌詞が何となく⾃分にハマって、数曲聴いた時点で「ちょっと好きかも」と思うようになりました。

全て初⾒の曲で馴染みがないなりにも特にハマったのが「PS4」。

⽂字通り有名ゲーム機を歌った曲で1 から3 までの思い出を歌詞に乗せているパートがあるのですが、「PS3! 持ってる元カノに浮気された」が斬新&衝撃的で思わず吹き出してしまいました(笑)。

また、その後の最初のMC でボーカルのユーキさんが放った第⼀声が「照明さんすいません、このイケメンをも〜〜ちょい強めに照らしてもらえませんか?」で、今度はとうとう声を出して笑ってしまい「あ、もう好きだな」と完全に沼に落ちてしまいました。

そして、ハマったことを⾃覚したところにとどめを刺したのがこちらの曲、「アワーミュージック」。

ぶっとんだ曲ばかりのバンドかと思いきや、キャッチーで真っ直ぐなギターロックの曲を披露され、まんまとそのギャップにやられてしまいました。

「思って無いことは⾔いたく無いんだ、指図すんなよ」、「しょうもないヤツにお世辞⾔えない」といった⼀つひとつの歌詞がすごく⾃分に響いて、初⾒のバンドの初⾒の曲のはずなのに気づいたら⾳に合わせて⼿を上げていました。

こうして⼀夜にしてすっかりファンになってしまった私は、今度はスサシを⽬当てにライブハウスへ通うようになったのでした。

ワタシとスサシとバンT と、

セトリ戦争に打ち勝ち、喜びを噛み締めるナツボリ

コンビニまで歩いて40 分かかるような⽥舎で育った私にとって、電⾞⼀本ですぐに⾏けて、いつもイヤフォンから聴いている⾳楽を⽬の前で体感して、メンバーと関わることもできるライブハウスはこれ以上ない空間でした。

地⽅で過ごした学⽣時代に体験できなかった⻘春を味わわせてくれたスサシは、4年前から今でもずっと⼤切なバンドです。

⼤型フェスやイベントなど、昔からは想像もつかないくらいの⼤きな舞台への出演を決めて⾏く彼らに振り落とされないよう、これからもついていきたいと思っています!

次回も、ライブの思い出とともにお気に⼊りのバンTについて熱く語りたいと思います。

スサシのグッズは下記リンク先にて購⼊できますので、ぜひみなさんもチェックしてみてください。

SPARK!!SOUND!!SHOW!!オンライン公式ストア:https://sparksoundshow.shop/

編集・文/夏堀 めぐみ(Roaster)デザイン/水吉 栞菜(Roaster)


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