今こそSNSの時代!企業が取り入れたいSNSブランディングとは

2020 4/10
今こそSNSの時代!企業が取り入れたいSNSブランディングとは

「SNS=個人が使うもの」という時代は終わりました。

SNSがユーザーの生活の一部として組み込まれている現代では、多くの企業がこぞってSNSを運営し始め、各SNSでは企業向けの広告サービスが提供されるほど。

企業がSNSを使うべき理由は、SNSのブランディング効果の高さにあります。今回は企業が取り入れたいSNSブランディングについて学びましょう!

目次

そもそもブランディングとは?

「ブランディング」という言葉は、とても概念的、言い換えれば非常に曖昧なもののように感じる人も多いでしょう。

ブランディングとは、製品の「ブランド」を作るための一環の活動のことです。

では「ブランド」とは何かというと、ある製品と他の製品と区別するための、ロゴやデザイン、商標といった要素のことを指します。

ただブランディングはロゴやデザイン制作に限らず、消費者のブランドに対するイメージを向上させる活動もあります。

ブランドの価値を高め、消費者がその製品や会社を目にしたとき、共感・憧れ・信頼といった感情を起こさせることがブランディングです。

種類別!SNSの特徴と企業での活かし方

SNSでブランディングをする企業も増えてきましたが、ブランディング活動において重要なのは最適なSNSを選ぶこと。

なぜなら、SNSによってユーザーの年齢層や男女差があったり、ユーザーの関心ごとが違ったりするためです。

そこで、SNSの種類別に特徴や企業での活かし方を解説します。

Twitter

Twitterの最大の特徴は、ユーザーとの距離が近く、コミュニケーションが取りやすいことにあります。

投稿できる文字数は140文字までですが、近年のユーザーは長い文章をあまり読まなくなっていますから、短く簡潔に伝えればこの文字数で事足りるでしょう。

企業がTwitterと活用するなら、ユーザーと同じ立場での運用がおすすめ。

企業アカウントだとしても“中の人”を感じられる投稿を心がけることが、ユーザーとの距離感を縮められます。

またユーザーのリアルな声もたくさん寄せられているため、Twitterでのアンケートやエゴサーチを通して情報を集め、製品やサービスに反映するのもいいですね。

Instagram

ビジュアルブランディングに最強のSNSはInstagramです。

F1層の若い女性に人気のイメージがあるInstagramですが、最近は男性の利用者も増えており、食・ファッション・育児・カメラといったジャンルのコミュニティーができています。

画像・動画の投稿が中心になるため、やはり投稿するコンテンツの質にはこだわりたいところ。

シェア機能がないのもネックですが、しっかりとハッシュタグの分析を行い、ユーザーとも積極的に関わる姿勢で取り組めば気になりません。

Facebook

Instagramを傘下に置いているFacebookは、ビジネスアカウントのための機能が充実しているのがポイント。

Facebookページやグループ機能を使えば、企業を中心としたコミュニティを形成することも可能です。

ただ、日本の若年層はほとんどFacebookを利用していないという現状もあります。

ビジネスマンや40代以降の世代、もしくはBtoBなど、Facebookのユーザー層と自社のターゲット層がマッチしているかの確認が必要です。

YouTube/TikTok

これからは動画の時代と言われていますが、その先陣を切っているのがYouTubeやTikTok。

YouTubeは老若男女問わず幅広い層が利用している一方で、TikTokは10〜20代の若い層の利用者が圧倒的に多く、ターゲットを絞り込めます。

企業がこれから運営を始めるなら、広くリーチでき、他のSNSでもシェアしやすいYouTubeがおすすめ。

しかし既にターゲットは若い世代だと絞り込んであり、エンタメ性溢れるコンテンツを配信する予定ならば、TikTokで勝負に出てみるのもいいかもしれません。

どちらにせよ、動画コンテンツを配信することになります。

しっかりと中身のある動画を制作することが重要です。

SNSブランディングの成功事例

続いてTwitter、Instagram、Facebook、YouTubeの4大SNSでのブランディング成功事例をご紹介します。

Twitterで「絡みやすい」と話題 - SHARPとタニタ

Twitterで話題になった企業アカウントはSHARP(@SHARP_JP)とタニタ(@TANITAofficial)。

この“中の人”たちは、企業アカウントであることを忘れてしまうくらい、とても自然に一般ユーザーのような使い方をしています。

例えば、このツイートではタニタの「旅行にでもどうでしょう」という呼びかけに対し、SHARPは「行けたら行くわ」とリプライ。

さらにタニタは「絶対来ないやつやん」と返事し、まるで友達のようなやり取りがみて取れます。

こうした一般人感あふれるやり取りがTwitterユーザーの間で「絡みやすい」と話題になり、親しみやすさをブランディングできたのです。

Instagramで力強いメッセージを伝える - Nike

NikeのInstagramアカウントでは、製品をほとんど紹介しません。

その代わり、著名なスポーツ選手やスポーツ団体を取り上げ、彼らに力強いメッセージを発信してもらっています。

Instagramのフィードも製品ではなく個人や団体の“顔”に焦点を当てたものが並び、IGTVなどを入れながら動画でも訴求。

Nikeを通して他人に語ってもらうことで、Nikeの企業価値も、そしてその人物の価値も高めているのです。

Facebookの写真と文章のバランスを活用 - 土屋鞄製造所

Twitterはテキスト中心で掲載できる写真の枚数は限られ、文字数も140文字まで。

一方でInstagramは写真中心なので、長文テキストがほぼ読まれないことが課題。

そこで土屋鞄製造所は、写真と文章のバランスが良いFacebookを選びました。

なかなか伝わりにくい皮革鞄の魅力を、写真+文章、ときには動画なども駆使して伝えています。

作り手のこだわりや注目ポイントも紹介し、製品そのものの価値を高めている点も参考にしたいですね。

Facebookユーザーは年齢層が高いですが、見事にユーザー層とターゲット層をマッチさせている事例です。

YouTubeでお役立ちコンテンツを配信 - 資生堂

高品質の化粧品を提供している資生堂は、YouTubeを運営しています。

以前は広告動画中心の投稿でしたが、動画ブームの追い風を受けてお役立ちコンテンツの配信を開始。着付けやレシピ動画なども挙げ、幅広い年代の女性から注目されるチャンネルになりました。

特に注目したいのはその更新頻度です。

毎日更新は当たり前、1日に2〜3本の動画をあげることもあり、キュレーションメディア並みの勢いを見せています。

SNS運用にしっかりと人員と時間を割いて体制を整えている背景が伺えますね。

SNSブランディングは本やセミナーでも学べる!

SNSブランディングやブランディングそのものについて学ぶには、体系的にまとめられた本を読むこと、セミナーに参加してみることもおすすめです。

SNSブランディング関連の本なら、SNSの著名人が出しているものが多いですし、読みものとしても楽しめます。

共感SNS 丸く尖る発信で仕事を造る

例えばインフルエンサーとして活躍しているゆうこす氏は多数の著書を出版していますが、『共感SNS』は個人も企業も参考にできる書籍です。

彼女の生き方、在り方、SNSでの発信方法など、ブランディングに必要な要素がぎゅっと詰め込まれています。

僕らはSNSでモノを買う

『僕らはSNSでモノを買う』では、現代のユーザーとSNSの関係性や、SNSから購買するまでの行動・心理などが解説されています。

そんな中で企業はどうやってブランディングやマーケティングを行えばいいのか、ヒントが見つかるでしょう。

 

また最近は企業向けのSNSセミナーも多く開催されているので、地域で開催されているもの、遠方で開催されオンラインで参加できるものも探してみてください。

もちろん、これらの情報収集もSNS上で可能です。

SNSブランディングを行うなら、自らがいちユーザーとしてSNSを使いこなすことも忘れてはいけません!

ビジネスと相性の良いSNSを選んでブランディングに繋げよう

SNSブランディングが成功するかどうかは、自社のビジネスやターゲット層と相性の良いSNSを選べるかどうかにかかっていると言っても過言ではありません。

Twitterで10万人のフォロワーがいても、Instagramでは1000人にも満たない事例もたくさんあります。

まずはSNSの特徴を理解し、自社と相性の良いSNSを選別しましょう。

そしてユーザー層に合わせた運営を行い、ブランディングに繋げていきましょう!

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