インスタグラムは自分の世界観を作り込みつつ、他のユーザーの世界観を覗いたり、コミュニケーションを取ったりできるSNSです。
インスタグラムは拡散機能が無いため、「いいね!」とフォローをしてもらうために重要なのはハッシュタグとアクション。
今回は「いいね!」が来るハッシュタグの選び方とフォロワーを増やすアクションを解説します。
『インスタグラム』で今話題のハッシュタグをテーマ別に紹介!
自分の投稿に対して「いいね!」が付いたり、フォロワーが増えたりしたら、自分の世界観が認められたようで嬉しいですよね。
しかし投稿に正しいハッシュタグを付けないと「いいね!」もフォロワーも増えません。
また、自分から「いいね!」やフォローなどのアクションをしないと、誰も自分の存在に気付いてくれません。
インスタグラムは拡散機能が無い分、ユーザーからユーザーへの繋がりが大切。
その繋がりを生み出すには、ハッシュタグを付け、自分からアクションを起こすことは必須なのです。
本記事では今話題のハッシュタグの紹介を中心に「いいね!」が集まりやすい投稿のジャンルや投稿後のアクションについて解説します。
まずは、どんな投稿に「いいね!」が集まりやすいかを知ろう!
インスタグラムユーザーは若い人が多く、趣味を持ち生活を楽しんでいる人が集まっています。
そうしたユーザー属性から「いいね!」が集まりやすいテーマがある程度決まっているのです。
人気のテーマはこちら。
- コーディネート(ファッション/インテリア/テーブルコーデなど)
- 料理・飲食
- コスメ・メイク
- 育児
- 趣味
- 景色・ポートレート
- ハウツー動画
あなたが投稿したいコンテンツは、上記のテーマに当てはまっているでしょうか?
「いいね!」が集まりやすいということは、インスタグラムで需要が高いということ。
需要の高いテーマを投稿することが「いいね!」とフォロワーを集める第一歩です。
まずは上記テーマの中から、自分が投稿できそうなテーマを選びましょう!
タグの前に画像を準備!加工や構図で統一感を心がけよう!
インスタグラムで投稿するには画像(写真)か動画が必要です。
ハッシュタグを検索したユーザーが「いいね!」やフォローをするまでの流れは次の通り。
- ハッシュタグを検索する
- 投稿された写真をざっと見て気になる写真をタップ
- 「いいね!」をする
- 投稿者のプロフィールとフィードを見に行く
- 興味を引かれればフォローする
2の時点でその写真が雑だったりダサかったりすると見向きされませんから「いいね!」もフォローも来ないのです。
これではいくら正しくタグを付けても見てもらえないため、まずは目を引くような写真を準備しましょう。
投稿とフィードを見てもらうには“統一感”が何よりも重要になります。
加工で統一感を出す
簡単に統一感を出すには、写真を加工して色味やコントラスト具合を揃えることです。
このとき、自分が投稿を見て欲しい相手の好きそうなイメージやテーマに合わせるといいですね。
例えば、女性ならふんわりとしたピンクの色調、男性なら明るさを抑えてビンテージ調にするなど。
実は投稿ジャンルがバラバラになっていても、加工に統一感を出すだけで、ある程度まとまりのあるフィードにすることができます。
フィードが魅力的だとフォローされやすいので、全体を見ながら調整してみましょう。
ここで、おすすめの加工アプリを2つご紹介します。
1つめは、Photoshopのスマホアプリ版「Adobe Lightroom CC」。
プロのカメラマンも使っており、細かく光量・コントラストを調整できるほか、一部だけ色味を変えるなどのレタッチができます。無料でどこまでも使えるので、加工アプリの中でも一軍入りするでしょう。
「VSCO」はインスタグラマー御用達の加工アプリ。
おしゃれなフィルターがある他、自分で色味を調整したり、美肌に仕上げたり、質感を出したりといった加工ができます。
お気に入りの加工は保存しておきワンタップで呼び出せるのも魅力です。
構図で統一感を出す
撮り方の構図を同じにして、フィード全体に統一感を出すことも可能です。
毎回同じ構図にすることで「〇〇といえばこの人!」と覚えてもらえたり、撮影のときに毎回どうやって撮ろうかと悩む必要がなくなります。
女性が手を引く後ろ姿の写真で有名になったカメラマン。
加工は統一されていませんが、同じ構図の写真を載せることでフィードに世界観が生まれ、今では400万人以上にフォローされています。
他にも簡単な構図として、
- 被写体は必ず真ん中に寄せる
- 必ず真上から撮影する
- 顔が見えないように全身を撮る
などの方法もあるので、インスタグラムで様々な写真に触れて自分だけの構図を見つけてみましょう。
長すぎはダメ!見てもらいたいなら投稿文にも気をつけよう!
インスタグラムの投稿文=キャプションは、あくまでもサブ要員。
タイムラインではキャプションは出だしだけ表示され「続きを読む」ボタンが付きます。
「続きを読む」をタップしたところで長文が現れると、読む気にならないのがユーザーの心理。
しかし、だからといってキャプションが無いのもユーザーにアピールできませんよね。
キャプションはあくまで写真の補足説明ですから、長くしすぎず、以下のポイントを押さえた書き方をしましょう。
- 写真では伝えきれない情報を補う(服のブランド名や料理のレシピなど)
- 不要な装飾語や形容詞を外し、一文を短くする
- 「.」や「*」で改行し、余白を作って読みやすく
- 無駄な情報や需要のない日記的なことは書かない
インスタグラムはビジュアル要素が強いSNSですから、キャプションもパッと見て読みやすくするといいですね。
「いいね!」がつきやすいハッシュタグはこれ!
「いいね!」がつきやすいハッシュタグ選びのポイントは2つ。
- ハッシュタグを使った投稿数が多い
- ユーザーに検索されやすい
ハッシュタグの投稿数は実際に検索することで確認可能です。
しかしユーザーの検索数は確認できません。そのハッシュタグが実際に検索されているかどうかは、自分自身がユーザー目線に立って考える必要があります。
あなたがユーザーなら「#カフェ」で検索しますか?
もっと対象を絞り込んだ「#原宿カフェ」の方が、求めている答えを見つけられるのではないでしょうか?
このようにユーザー目線で考えながら、最適なハッシュタグをピックアップするのがいいねを増やすポイントです。
それではいよいよ、インスタグラム攻略の要ともなる「いいね!」が来やすいハッシュタグを見ていきましょう!
汎用的に使えるハッシュタグ
まずはどんなテーマ・ジャンルでも使えるハッシュタグを押さえましょう!
- #love
- #instagood
- #photooftheday
- #like4like、#likeforlike、#l4l、#lfl
- #いいね返し
- #follow4follow、#f4f
- #フォロバ
ファッション系のハッシュタグ
インスタグラムで特に人気のファッション系ハッシュタグは、英語の種類も豊富。
英語でハッシュタグをつければ海外からの「いいね!」も来やすく、いいね数を稼ぐにはぴったりです。
- #ootd、#outfitoftheday(「今日のファッション」の意味)
- #ootdfashion
- #dailylook
- #fashiongram
- #きょコ(「今日のコーデ」の意味)
- #いつコ(「いつかのコーデ」の意味)
- #プチプラ部
- #〇〇コーデ(カジュアルコーデ、ベージュコーデなど)
- #〇〇代ファッション(30代ファッション、40代ファッションなど)
料理・飲食系のハッシュタグ
インスタグラムで特に人気なのは、カフェと手作り料理。
特に単語と単語を組み合わせたハッシュタグがよく使われるジャンルで、ユーザーが検索しやすいという特徴もあります。
- #場所名+カフェ(原宿カフェ、五反田カフェなど)
- #カフェ巡り、#場所名+カフェ巡り(田舎カフェ巡りなど)
- #カフェ活
- #おうちご飯
- #時短料理
- #アレンジ料理、#〇〇アレンジ(缶詰アレンジなど)
コスメ・メイク系のハッシュタグ
写真と動画でメイクの様子を伝えられるのもインスタグラムの良いところ。
若い女性向けのコスメ・メイクが人気なので、露出を増やすためにハッシュタグを活用していきましょう!
- #〇〇メイク(春メイク、オフィスメイク、イガリメイクなど)
- #プチプラメイク
- #メイク好き
- #コスメ垢、#コスメ部
- #コスメ購入品
- #〇〇コスメ(春コスメ、お気に入りコスメなど)
アレンジ次第で活用できるハッシュタグ
インスタグラムには特定のテーマのコミュニティを形成するハッシュタグが存在しています。
ある程度型は決まっているので、アレンジ次第でどんなテーマにも活用できるのがポイントです!
- #〇〇と繋がりたい(おしゃれさんと繋がりたい、カメラ好きな人と繋がりたいなど)
- #insta〇〇(instafood、instafashion、instainteriorsなど)
- #genic_〇〇(genic_cafe、genic_japan、genic_blueなど)
タグをつけて終わりじゃない!その後の行動が重要
ハッシュタグをつけて投稿したあと、ただ待っているだけになっていませんか?
受け身の姿勢ではあまり「いいね!」もフォロワーも増えません。
そこで、自分と同じようなテーマの投稿に、自分から「いいね!」やコメントをつけて回りましょう。
「いいね!」やコメントがあると相手には通知が行きますから、その通知から自分のプロフィールや投稿を見てもらうチャンスが生まれます。
つまり相手の投稿に対するアクションは、自分の投稿をアピールすることにもなるのです。
「自分にしてほしいことは、まずは自分からやる」という人生の教訓は、インスタグラムでも同じということですね。
積極的に他のユーザーとコミュニケーションを取っていると、ユーザー同士の口コミによって、知らぬ間にそのテーマの界隈で自分のアカウントが有名になっているかもしれません!
もっと拡散させるなら他のSNSと連携を
インスタグラム内だけでなく、もっと広い層に拡散させたいなら他のSNSと連携するのもおすすめです。
インスタグラムはフェイスブックの傘下なので、インスタストーリーに投稿したものはフェイスブックストーリーにも同時に投稿できます。
またユーザー同士の距離が近いツイッターも活用して投稿を広めていくと、ツイッターからインスタグラムへの流入も期待できます。
他のSNSと連携して同時運用していくことで閲覧数を増やし、ひいては「いいね!」数やフォロワー数を増やすこともできるでしょう!
何事も継続が大事!2、3日に一回は投稿しよう!
アカウントを作った最初のうちは、ほとんど見てもらえず「いいね!」もフォロワーも増えないのは当たり前のこと。
まったく数値として結果が出ないと挫けそうになりますが、何事も継続が大切です!
まず投稿数は、最初の段階で9投稿は用意しましょう。
この9投稿はフィードをパッと見たときに最初に目に入る投稿だからです。
そこから徐々に増やしていき、100投稿を目指しましょう。
できれば毎日投稿するのが理想的ですが、最低でも2、3日に一回は投稿するといいですね。
その他、投稿頻度や投稿時間に関するポイントを2つご紹介します。
投稿時間はゴールデンタイムを狙う
インスタグラムの「ゴールデンタイム」とは、利用者が増加する時間帯のこと。
- 夜19時〜24時の帰宅〜就寝までの時間
- 朝7時〜9時の起床〜通勤通学の間の時間
- お昼12時〜13時までのランチタイム
この時間が利用者数が多く、曜日で言えば土曜・日曜の夜と月曜が多いです。
このゴールデンタイムを狙って投稿することで閲覧者を増やすことができます。
閲覧者が増えれば「いいね!」やフォローも増えやすいですよ。
1日の最適な投稿数
1日に何回も投稿するのは、実は意味がありません。
インスタグラムの仕組みとして、同じユーザーの同日の投稿は、タイムラインに表示されないようになっているのです。
たとえタイムラインに表示されたとしても、1日に何回も投稿を見た人に「またこの人か…」とうざがられる可能性も高いです。(それを防ぐための仕組みでもあるのですが)
1日の投稿数は基本的に1回、多くても2回まで。
たくさん写真を載せたいときには、1回の投稿で複数枚の写真を選択すれば問題ありません。
ストーリーズも活用
最近は投稿と同じくらいストーリーズも閲覧されるようになっています。
スクロールしないと見つけてもらえない投稿とは違い、ストーリーズならホーム画面の上にアイコンが並ぶため、見つけてもらえる可能性が高いのです。
投稿だけ、ストーリーズだけに偏らず、両方をうまく活用してくのがポイント。
特にストーリーズはリアルタイムな状況を伝えることにも長け、クイズやアンケートも実施できるので使い分けも簡単でしょう。
筆者の場合、どうしても写真を投稿できない日にはストーリーズだけでも投稿し、フォロワーが離れるのを防いでいます。
楽しく投稿して、たくさん「いいね!」をもらおう♪
インスタグラムをビジネスに活用するにせよ、趣味で運営するにせよ、何より楽しむことが大切です。
投稿者自身が楽しまないと、写真を用意して投稿するのも、他のユーザーの投稿に「いいね!」やコメントをするのも作業化し、苦痛になってしまいます。
自分も適度に楽しみつつ、投稿を見てくれる人も楽しませつつ、たくさんの「いいね!」をもらいましょう!