フォトジェニックとは?インスタ映えな写真の撮り方とインスタアカウント5選

インスタグラムが流行してから「フォトジェニック 」という言葉をよく聞くようになりました。

ただ、言葉の意味や使い方がよくわからない大人も意外と多いもの。実はSNSマーケティングにおいて「フォトジェニック」は意識したいポイントのひとつ。

今回は「フォトジェニック」の意味や、インスタ映えする写真の撮り方をご紹介します。

目次

フォトジェニックとは?意味と使い方

「フォトジェニック(photogenic)」とは、英語の「photo」と「-genic」が組み合わさった言葉で、「写真映えする」「写真写りが良い」という意味があります。

ただし、日本と海外では少しだけ使い方が異なる点に注意。

日本では物・場所・風景などいろいろなモノが対象です。その対象物自体が鮮やかだったりユニークだったりと、写真映えするときに使用します。

日本「このチューリップ畑はフォトジェニックだね」

一方で、海外では主に人が対象です。プロポーションが良かったり、整った顔立ちや華やかなオーラを持っている人に対して使われます。

海外「アリスは美人でフォトジェニックだね」

「インスタ映え」との違い

「フォトジェニック」とよく似た言葉に「インスタ映え」があります。

「インスタ映え」の意味は「インスタグラムに投稿したときに見栄えが良くて映える写真(や動画)」のこと。

「インスタ映え」はインスタグラムに限定して使われる言葉ですが、「フォトジェニック」はインスタグラムに限らず写真全般で使われます。とはいえ、現代ではどちらもほぼ同義として日常会話で使われる言葉です。

また「インスタ映え」は日本の造語で日本でしか使われていません。

「フォトジェニック」が注目される理由

インスタグラムが主流なSNSになったことで、いかに人を惹きつけるような、大勢から「いいね!」をもらえるような写真を撮れるかどうかが注目されるようになりました。

フィルターや加工で写真を見栄え良くする方法もあります。

しかし写真の対象物や被写体そのものにフォトジェニックなモノや人を取り入れることで、撮影や加工が苦手な人が適当にシャッターを押した写真でも、それなりにインスタ映えする写真が撮れるのです。

インスタグラムに限った話ではありませんが、SNSのフォロワー数や「いいね!」数は、現代では一種のステータス。

自分のフィードをおしゃれな写真で埋め尽くすことで、フォロワーや「いいね!」の獲得を楽しむユーザーが増えていることが「フォトジェニック」が注目される理由のひとつです。

フォトジェニックはマーケティングにも有用

SNSはもはや個人が私的に楽しむツールではありません。SNSが社会全体に与える影響は想像以上に大きくなっているのです。

特にインスタグラムは“映える”写真やトレンドへの感度が高いユーザーが多く、購買行動にも直結しやすいSNS。フォトジェニックな写真を掲載することは、インスタグラムマーケティングにも有用なのです。

近年は「インスタ映えスポット」と呼ばれる場所やお店が増えていますが、これらもそのスポットに訪れたユーザーがインスタグラムに写真を投稿することを想定して、人為的に「インスタ映え」が作り出されています。

また写真映えするような商品の方が売れやすく、商品の見た目をいかに見栄え良くするか、そしていかに見栄え良く撮影するかで売れ行きが左右されることも。

  • どのような写真がフォトジェニックと感じられるのか?
  • インスタ映えする写真はどのように撮るのか?

企業はこの2点を意識しながら写真撮影をすることで、より効果的なインスタグラムマーケティングを行いやすくなるでしょう。

フォトジェニックの関連語

「フォトジェニック」という言葉には、英語・日本語問わずさまざまな関連語があります。

若い世代やインスタグラムのヘビーユーザーはごく当たり前に使っている言葉でも、親世代やビジネスマンは知らない言葉があるかもしれません。

フォトジェニックの関連語も押さえておき、インスタグラムユーザーの会話についていけるようにしておきましょう。

インスタ映え
インスタグラムに投稿したときに見栄えが良くて映える写真。

インスタジェニック(instagenic)
「インスタ映え」の英語版。

〇〇スタグラム(〇〇stagram)
意味は「インスタ映えする〇〇」。〇〇の中には「フード」や「ファッション」などが入り、「インスタ映えする食べ物」「インスタ映えするファッション」などに変化する。

インスタ萎え
「インスタ映え」の対義語。インスタグラムに投稿しても見栄えが良くない、いわゆる「ダサい」写真のこと。

フォトジェニックな写真の撮り方

さまざまな工夫を凝らすことで、フォトジェニックな写真を撮ることができます。

対象物や被写体に写真映えするものを選ぶのはもちろん、配置の仕方や加工によってもフォトジェニックを作り出すことは可能です。

ここでは、フォトジェニックな写真の撮り方をご紹介しましょう。

人・服・小物・背景を上手に使う

「フォトジェニック」の対象になるのは人や服、小物から背景まで、とにかく写真映えするものはすべて。

シンプルな服や小物をプロ並みにスタイリングするよりも、写真映えする服や小物を1つ置いておくだけの方が初心者には簡単ですよね。それでいて、フォトジェニックな写真に仕上がります。

主役がシンプルでどうしても質素な写真になってしまう場合には、横にそっと花や植物を添えたり、鮮やかな色の画用紙を敷いたりするだけでも、主役を引き立たせてくれます。

おしゃれなスタイリングには技術や経験が必要。ですが、フォトジェニックな人・服・小物・背景を上手に使うことで、スタイリング技術がなくてもフォトジェニックな写真を撮れるのです。

生活感を排除する

写真撮影に慣れていない初心者がやりがちな失敗といえば、生活感の出る写真になってしまうこと。

たとえば室内で撮影したとき、テレビやぐしゃぐしゃの服、缶やペットボトルなどが写り込むと、被写体がどんなにおしゃれでも、ダサい写真になってしまいます。

写真の野暮ったさ、ダサさをなくすためには、せめて写真の枠内から生活感を排除することが大切です。撮影をするテーブルの上は片付ける、壁を背景にするなど、写真に写る部分は整えておきましょう。

どうしても生活感の出るものが写り込んでしまう場合には、上から布をかぶせる、画用紙を立てて見えなくするなどの工夫をしてみましょう。

加工でフォトジェニックを完成させる

おしゃれなインスタグラマーは撮影した写真をそのまま投稿しているわけではありません。多かれ少なかれ、写真を加工(レタッチ)しています。

撮ったときは「微妙だな」と思った写真でも、加工をするだけでフォトジェニックに仕上がることもあるのです。

加工は世界観を統一するという意味でも必要です。写真は撮影したときの“光”の加減で変わります。

たとえば同じ場所で同じ配置、自然光で撮影しても、午前10時に撮った写真と午後5時に撮った写真は、なんとなく色味が違います。それは時間の経過で空の色が変わるのと同じように、自然光の色調が変わるためです。

また同じ午前8時に撮影した写真でも、冬に撮影したものは青っぽく、夏に撮影したものは黄色っぽくなります。

このように写真は“光”の色の加減で変わるため、そのままインスタグラムに載せるとバラバラの印象に。加工をして色調を揃えるだけで世界観が統一され、フィード全体を見たときにおしゃれに感じさせられるのです。

フォトジェニックな写真をトレースする

なかなか思うようにフォトジェニックな写真を撮れないときには、インスタグラムからフォトジェニックな写真を探して、トレースに挑戦してみてください。

メインのアイテムを中心に、似たような小物等を揃えて、フォトジェニックな写真と同じように配置します。そして同じアングルでカメラを構えて撮影しましょう。

いくつかトレースしてみると、フォトジェニックな写真の共通点も見えてくるはず。配置の仕方や露光量、どんな小物を持っておくとメインアイテムを引き立てるかなど、インスタ映えの感覚が身に付いていくでしょう。

フォトジェニックなインスタグラムアカウント5選

フォトジェニックな写真を撮るために、フォトジェニックな写真をいくつも見て参考にしてみましょう。ここでは、フォトジェニックなインスタグラムアカウントを5つご紹介します。

季節ごとに変わる演出|@starbucks_j

スターバックスのアカウントは海外アカウントもありますが、実は日本の公式アカウントの方がフォトジェニックです。

スターバックスといえば期間限定メニューやフラペチーノが人気。公式アカウントでは、季節限定メニューのビジュアルがアップされています。

春ならさくらやベリー、冬はチョコレート、秋はナッツやパンプキンなど、モチーフを取り入れることで季節感のある写真になっている点がポイントです。

人を主役に背景を魅せる|@goprojp

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GoProの海外アカウントは風景を中心に撮影していますが、日本アカウントは風景に加え、“人”を効果的に取り入れています。

風景だけの写真や動画もフォトジェニックなものが多い中、そこに“人”の存在感を加えるだけで、グッと親近感のある、リアルな写真や動画になりますよね。

画面の中で“人”が主役ではあるものの、自社商品(=GoPro)で撮影した背景も上手に魅せているのです。

主人公目線で引き込む|@muradosmann

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フォトジェニックな金髪美女の後ろ姿+フォトジェニックな風景を一枚の中に納めた写真ですが、ユニークなのは撮影者本人の手が写っていること。

撮影者が手を伸ばし、まるで美女が手を引いて世界中を渡り歩いているようなフィードになっています。

基本的に写真撮影では、撮影者の体の一部が写り込んでしまうのはご法度。ですが、撮影者も“作品の一部”として写り込むことで、まるで自分が主人公になったような写真を撮影できるのです。

小物で世界観を作る|@hungryhipsters

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効果的な小物の使い方や、ユニークなフィードの作り込み方を学びたいときはこちらのアカウントを参考にしてみましょう。

大きなものから小さなものまで、無機物から有機物まで、さまざまな小物を組み合わせてスタイリングし、独特な世界観を作り出しています。

撮影方法もフラットレイ(真上から撮影)が主で、小物を並べて撮るだけなので初心者でも真似しやすいのがポイント。

さらにフィードを眺めてみると、黄色→緑→ピンク→紫→赤……とカラーバイカラー(色から他の色へと移る)の手法を使ってフィード全体をコーディネートしている点にも注目です。

構図を統一|@girleatworld

フードを手に持ち、おしゃれな背景の前でパシャリ。片手でパクッと食べられるワンハンドフードを、フォトジェニックな背景を使って引き立てている事例です。

このアカウントのフィードをざっと眺めてみるとわかるとおり、構図が統一されています。

どの国の・どの場所で・何を食べたかがひと目でわかるため、この構図を真似するインスタグラマーが続出!一緒に食べ歩きをしているような感覚になりますよね。

さまざまな工夫を凝らしてフォトジェニックな写真を撮ろう

人はダサくて野暮ったい写真よりも、おしゃれでインスタ映えする写真の方に自然と目がいくもの。

個人だけでなく、企業でマーケティングを実施する際にもフォトジェニックな写真は有用なのです。

フォトジェニックな写真を撮るためのコツはたくさんあります。

まずはおしゃれなインスタグラムアカウントを参考にしつつ、自分なりに工夫を凝らしてカメラのシャッターを押してみてくださいね。

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