5大SNS広告の種類と仕組みを解説!メリットから戦略の立て方まで

ユーザーが普段からよく触れているSNSは、マーケティングに最も活用しやすいプラットフォームだと言えます。

SNSの機能や拡散性、ユーザビリティを活用して、効率良くプロモーションを行えるのがSNS広告です。

今回はSNS広告のメリットや、Facebook、Instagram、Twitter、YouTube、TikTokの5大SNS広告の種類と解説について詳しく解説します。

TOC

SNS広告のメリット

細かくターゲティングできる

近年のSNS広告は精度が高まっており、どのSNSでもかなり詳細にターゲティングできるようになりました。

各SNSを、それぞれの特徴にあったユーザーが利用しています。ユーザーの性別や年齢などの属性から、居住地、職業、さらに興味関心のあるものまで、さまざまなデータがSNSに蓄積されているのです。

そうしたデータを活用してターゲティングし、ユーザー1人ひとりに合った広告を配信できます。

ユーザーに受け入れられやすい

SNSで配信された広告は、タイムラインやフィード上など、他の投稿に混じって表示されます。

他の媒体の場合、表示場所によってはいかにも“広告っぽさ”がありましたが、SNS広告だと通常の投稿と見分けがつかないことも。

だからこそSNS広告が邪魔にならず、ユーザーに受け入れられやすいのです。

顕在層・潜在層の両方にリーチできる

SNSの強みは何より、拡散性が高いことです。

SNS内にある「シェアする」ボタンでシェアできるのはもちろん、他のSNSやブログ等でも紹介しやすいですし、隣にいる友人に直接スマホ画面を見せて紹介することもできます。

拡散されればされるほど、より多くのユーザーにリーチするチャンスに!

またリスティング広告(検索連動型広告)は、実際にキーワードを検索した顕在層にしかリーチできないのに対し、SNS広告は顕在層はもちろん、まだブランドや商品名も知らない潜在層にもリーチ可能です。

フォロワーやファン獲得につながる

SNS広告を見たユーザーは企業が発信するメッセージに共感したり興味を持ったりすると、アイコンをタップしてプロフィールまで見に来てくれます。

そしてプロフィールや企業に魅力を感じれば、おのずとフォローしてくれるでしょう。

このように、SNS広告は単に販促に活用できるだけでなく、フォロワー獲得にもつながります。SNSへの定期的な投稿によりユーザーの信頼性を高めていけば、ファンになってくれることもあるのです。

5大SNSの広告の種類と仕組み

SNS広告といっても主要なSNSは5つもあり、もっと細かく分類すればストーリーズ広告、動画広告……などたくさんの種類があります。

その中からどのSNS・どの種類を選んで出稿すればいいのか迷いますよね。

ここでは5大SNSごとの広告の種類と仕組みを解説します。

  • ユーザーの特徴
  • 広告の種類・表示箇所
  • 課金体系

この3つを紹介するので、目的やターゲットに応じたSNS広告選びの参考にしてみてください。

Facebook

ユーザーの特徴

ユーザー数は2,600万人といわれ、実名登録者が多いです。ただし年齢層は40代以上が多く、ビジネス向け・年配向けの広告との相性が良いです。

広告の種類・表示箇所

Facebook広告の種類は次の5つです。

  • 画像広告:タイムラインの中に画像を使った広告を配信
  • 動画広告:タイムラインの中に動画を使った広告を配信
  • ストーリーズ広告:Facebookストーリーズに広告を配信
  • カルーセル広告:スワイプで見れる最大10枚の画像・動画を配信
  • スライドショー:画像を使って軽量の動画広告を配信

基本的に、タイムラインをスクロールして見ているとその中に画像広告やカルーセル広告が表示されるような仕組みになっています。

ストーリーズ広告はFacebookストーリーズに表示され、横スワイプしたり前のストーリーズを見終わることで表示されます。

課金体系

Facebook広告の料金体系は次の4つです。

  • インプレッション課金(CPM):広告が1,000回表示されるたびに課金
  • クリック課金(CPC):広告が1回クリックされるたびに課金
  • アプリインストール(CPI):アプリがインストールされるたびに課金
  • 広告視聴単価(CPV):動画の再生時間によって料金が発生

Instagram

ユーザーの特徴

Instagramのユーザー数は3,300万人といわれ、特に20代〜30代の女性(F1層)の利用者が最も多いSNSです。ただ、最近は男性の利用者もじわじわと増えています。

見栄えの良いコンテンツが集まりやすく、視覚的にアプローチできる広告と相性が良いでしょう。

広告の種類・表示箇所

Instagram広告はFacebook広告の管理画面からキャンペーン作成をします。そのためFacebook広告とも連動しており、詳細なターゲティングが可能です。

  • 画像広告:タイムラインの中に画像を使った広告を配信
  • 動画広告:タイムラインの中に動画を使った広告を配信
  • ストーリーズ広告:Instagramストーリーズに広告を配信
  • カルーセル広告:スワイプで見れる最大10枚の画像・動画を配信
  • 発見タブ:検索画面(=発見タブ)でタップされた投稿のすぐ下に広告を配信

Instagram広告の表示箇所はタイムラインかストーリーズの2つのみ。

特に「投稿しないしタイムラインもあまり見ないけどストーリーズは見る」というユーザーも多く、ストーリーズ広告はプロモーションにより貢献してくれるでしょう。

課金体系

Instagram広告の料金体系もFacebook広告と同じです。

  • インプレッション課金(CPM):広告が1,000回表示されるたびに課金
  • クリック課金(CPC):広告が1回クリックされるたびに課金
  • アプリインストール(CPI):アプリがインストールされるたびに課金
  • 広告視聴単価(CPV):動画の再生時間によって料金が発生

Facebook広告、Instagram広告はよく似ていますが、ユーザー属性がほぼ真逆です。その点に注意して適切な出稿先・課金体系を選びましょう。

Twitter

ユーザーの特徴

Twitterのユーザー数は4,500万人と他のSNSに比べても多く、10代〜30代、男女比1:1とユーザーのバランスが良いSNSだと言えます。また速報性や拡散力も高く、最も活発なSNSのひとつです。

広告の種類・表示箇所

Twitter広告の種類は次の3つです。

  • プロモツイート:1つのツイートを広告として配信
  • プロモトレンド:自社ブランドをトレンドトピックとして掲載
  • プロモアカウント:アカウントそのものを広告として配信

プロモツイートとプロモアカウントはTwitterのタイムラインや検索結果、「おすすめユーザー」などに自然に表示されます。

プロモトレンドはタイムラインの一番上のほか、「話題を検索」タブの「おすすめトレンド」にも表示されます。

課金体系

Twitter広告の料金体系は次の3つです。

  • インプレッション課金(CPM):広告が1,000回表示されるたびに課金
  • クリック課金(CPC):広告が1回クリックされるたびに課金
  • エンゲージメント課金(CPE):いいね・リツイートなどのエンゲージメントによって課金

エンゲージメント課金はユニークな課金体系ですが「ユーザーがリツイートした広告をそのまま他のユーザーがリツイート」のような二次拡散は課金されません。

つまり、拡散されやすい広告を配信することでコストを抑えながらより高い効果を得られるでしょう。

    YouTube

    ユーザーの特徴

    YouTubeのユーザー数は6,500万人以上とされ、さらに年齢も10代〜60代とかなり幅広いのが特徴。

    20代なら女性は美容、男性はライフハックだったり、40代ならビジネス系だったりと、年代によって人気の高いジャンルも異なります。

    広告の種類・表示箇所

    Youtube広告には次の5種類があります。

    • ディスプレイ広告:注目動画の右側に大きく表示される広告(PCのみ)
    • オーバーレイ広告:動画再生画面下部20%に表示される広告(PCのみ)
    • インストリーム広告:スキップ可/スキップ不可の動画広告(PC、スマホの両方)
    • バンパー広告:最長6秒のスキップ不可の動画広告(PC、スマホの両方)
    • TrueView ディスカバリー広告:検索画面の最上部に表示される広告(PC、スマホの両方)

    Youtube広告の中にはPCにしか表示されない種類もあります。

    また、ほとんどが再生画面内に表示される広告ですが、ディスプレイ広告はYoutubeを開いたトップページ、TrueView ディスカバリー広告は検索結果画面に表示される点にも注意しましょう。

    課金体系

    Youtube広告の課金体系は次の3つです。

    • インプレッション課金(CPM):広告が1,000回表示されるたびに課金
    • クリック課金(CPC):広告が1回クリックされるたびに課金
    • 広告視聴単価(CPV):30秒以上表示されていることで料金が発生

    広告の種類によって課金体系は固定されています。スキップ不可の動画はCPM、すぐに消される可能性のある広告はCPVなど、それぞれにあった課金体系になっています。

    TikTok

    ユーザーの特徴

    TikTokのユーザー数は国内で950万人と言われ、世界で見ると5億人にものぼります。国内では10代〜20代前半までの若年層が特に多く、学生の間で最もホットなSNSだと言えるでしょう。

    広告の種類・表示箇所

    TikTokには次の4種類の広告があります。

    • 起動画面広告:TikTokアプリを起動した際に表示される広告
    • インフィード広告:「おすすめ」ページに9秒〜15秒表示される広告
    • #チャレンジ広告:ハッシュタグを設定し、ユーザーの動画に添付してもらう広告
    • 運用型広告:通常の短尺動画紛れてタイムライン上に表示される広告

    TikTokは生まれたばかりのSNSで、広告の種類もユニークです。

    それぞれ表示場所も異なるため、どのように表示されるか実際にTikTokの画面で確認しながら、広告を作成することをおすすめします。

    課金体系

    TikTokの課金体系は少し独特です。まず運用型広告ですが、インプレッション課金(CPM)、クリック課金(CPC)の2つがあります。

    起動画面広告は1日1社のみとなっているため、料金はやや高め。インプレッション課金ですが、1,000インプレッションについて770円です。

    インフィード広告は利用プランごとに費用が異なりますが、自由に予算を設定できます。また#チャレンジ広告は期間契約となっており、こちらもプランによって費用が異なります。

    TikTokの課金体系はまだ不透明な部分も多いため、直接問い合わせてみた方が確実でしょう。

    SNS広告戦略の立て方

    SNS広告で費用対効果を高めるためには、適切な広告を適切なターゲットに、適切なタイミングで配信する必要があります。では、どのようにSNS広告を配信・運用していけば良いのでしょうか?

    最後にSNS広告戦略の立て方も見ていきましょう。

    目標・ペルソナを設定

    どんなビジネス、どんなマーケティングにも、まず目標とペルソナを設定することがファーストステップ。SNS広告の運用においても、必ず最初に目標・ペルソナをそれぞれ決めましょう。

    具体的で現実的な目標設定が大事なので、「SMART」の法則を使うことをおすすめします。

    • Specific(具体的で明確)
    • Measurable(計測可能)
    • Attainable(達成できる)
    • Relevant(関連性)
    • Time-Bound(期限)

    そしてペルソナ設定は、ペルソナの顔が浮かんで来そうなほどに詳細な方が好ましいです。年代や属性だけでなく、趣味や関心、ライフスタイル、価値観なども設定します。

    実際にSNS広告ではユーザーの興味関心やライフスタイルに合わせたターゲティングが可能なので、後から詳細なペルソナ設定が活きてくるはずです。

    最適なSNS広告を選ぶ

    次に、前項で設定した目標とペルソナに合ったSNSを選びます。

    ペルソナが普段利用していそうなSNSを選ぶだけでなく、自社の商品・サービスと親和性の高いSNSに絞ることがポイント。

    たとえばペルソナがTwitterとInstagramを日常的に利用していたとしても、Twitterの投稿内容や利用法、Instagramの投稿内容や利用法がまったく異なる場合もあります。

    予算が潤沢にあっても、最初のうちは自社と親和性の高いSNS広告のみを運用して1つひとつ効果を検証することが重要です。

    KPI・KGIを設定する

    ペルソナや利用するSNSが決まれば、目標の明確さもグッと上がるはずです。そこで最初に決めた目標をもっと具体的な数値に落とし込んでKPI・KGIを設定しましょう。

    SNS広告では定量的・定性的、両方のKPI・KGIを考えるのがおすすめです。

    【定量的】

    • フォロワー数
    • インプレッション数
    • リーチ数
    • エンゲージメント率
    • コンバージョン率

    など

    【定性的】

    • ユーザーが自社についてどのように言及しているか
    • ユーザーが持つ自社への感情
    • インフルエンサーや著名人に取り上げられているか

    など

    定性的なKPI、KGIは、エゴサーチや感情分析ツール、テキストマイニングツール等で調べられます。

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    クリエイティブを作成し出稿・配信する

    次にSNS広告として配信するためのクリエイティブを作成しましょう。

    SNS広告で配信したいキャンペーンやメッセージを決めますが、こちらも目標を達成できるもの・ペルソナに刺さるものを考える企画力が必要です。

    またクリエイティブは画像であれ動画であれ、掲載するプラットフォームに合わせたものを作成する必要があります。

    たとえばInstagram広告の場合、タイムラインに表示される画像サイズとストーリーズに表示される画像サイズは異なります。

    こうしたクリエイティブの推奨サイズや容量などは各SNSの広告作成画面や管理画面で確認できるので、事前に把握しておきましょう。

    検証・分析と意思決定をする

    他のマーケティング手法と比べるとSNS広告は比較的早く効果が出る手法ではありますが、それでもたった一夜で求める成果を得られるわけではありません。

    少なくとも2週間から1ヶ月は広告を運用し続け、その期間中にどのような成果が出るかをじっくり検証します。

    次回の広告配信の精度を高めるためには、A/Bテストを行ってみると良いでしょう。

    【A/Bテスト】
    複数のパターンを用意し、同時に運用してどちらがより効果的かを検証するテスト

    テストの結果を徹底分析し、最後に次回の広告配信に関する意思決定をします。

    このようにSNS広告のPDCAを回し、どんどん精度を高めていきましょう。

    戦略を立ててSNS広告で成果を出そう!

    SNSは今やユーザーの生活の一部となっています。そんなSNSに広告を配信することで、ユーザーとの接点を増やし、ビジネスをより加速させられるでしょう。

    しかし成果を出すためには、各SNSの特性を理解し、しっかり戦略を立てることが重要です。戦略を立てたうえで、SNS広告の運用をスタートさせましょう!

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