Googleの検索アルゴリズムとは?基礎知識からSEO対策のポイントまで紹介

2019 12/26
Googleの検索アルゴリズムとは?基礎知識からSEO対策のポイントまで紹介

Webサイトの運営やSEO対策において、非常に重要になるのがGoogleの検索アルゴリズムという存在です。

今回は、検索順位に直結するアルゴリズムについて説明。Web担当者やSEO担当者が押さえておきたい基礎知識から、SEO対策のポイントまで紹介します。

目次

Googleの検索アルゴリズムとは?

Googleの検索アルゴリズムはコアアルゴリズムとも呼ばれ、Googleの検索エンジンがWebページの検索順位を決めるためのルールです。

Googleをはじめとする検索エンジンは

  1. クローリング:Webを自動巡回してサイトの情報を収集・分析
  2. インデキシング:収集したデータをデータベース(インデックスサーバー)に格納・登録
  3. ランキング:インデックスデータを対象に順位付け

という流れで検索順位を決めています。

このランキングにおける順位決定のための仕組みがアルゴリズムなのです。

検索キーワードとの関連性を評価して順位を決める仕組み

ランキングを行うためのアルゴリズムは非常に複雑なものですが、基本的には「どれだけ検索キーワードとの関連性が高いか」という点が大切になります。

検索ユーザーは、何かを知りたい、調べたいといった「検索意図」を持って検索行動を行い、その意図は検索キーワードに表れています。

そして、ユーザーファーストを掲げるGoogleにとっては、ユーザーの検索意図に応え、ユーザーが検索行動に満足するようなサイトを上位に表示させる必要があります。

したがって、検索キーワードとの関連性が高いほどユーザーの求める情報に近いサイトとしてGoogleの評価も高くなるのです。

アルゴリズムの指標は200項目以上の多岐にわたる

Googleのアルゴリズムにおいて、順位決定の指標となるランキング要素はじつに200以上もあると言われ、より多くのランキング要素を満たすサイトほど検索上位になるとされています。

ただし、これらのランキング要素は基本的に非公開であり、SEOにおいて「こうすべき」と言われているものの多くは、あくまで結果から導かれた推測に過ぎません。

また、ランキング要素は個別に機能するものではなく、さまざまな要素を一連のものとして判断していると考えられます。

Googleが重視する「コンテンツ」「リンク」「RankBrain」

200以上に及ぶランキング要素は本来ならば非公開ですが、ごく一部、とくに重要なランキング要素としてGoogleが言及している要素もあります。

それが「コンテンツ」と「リンク」および「RankBrain(ランクブレイン)」の3つのランキング要素です1

コンテンツは、まさにユーザーが接する内容そのものであり、これはユーザーの意図に検索意図に応え、ニーズを満たす良質なものでなければなりません。

また、リンク(被リンク)は、質の高いリンクを得ているほど「多くの人に評価されている」と判断できます

そして、ランクブレインはアルゴリズムに組み込まれたAI(人工知能)であり、ユーザーの行動結果から「検索体験にどれだけ満足しているか」という評価を行います

わざわざGoogleが公式に言及していることからも、とくに重要かつ基本的なランキング要素であることが窺えます。

アルゴリズムアップデートの目的と歴史

アルゴリズムの内容はけっして固定されたものではありません。

常に改善のための更新(アップデート)が行われ、中には特別に命名された大規模なアップデートもあります。

Googleがアルゴリズムをアップデートする狙い

Googleがアルゴリズムをアップデートする狙いは、ひとえにユーザー満足度の向上にあります。

より検索キーワードとの関連性が高く、よりユーザーの検索意図に応え、よりユーザーの求めるものを提供できる。そのようなページが検索以上に来るように、コンテンツの評価方法を改善するのがアルゴリズムアップデートなのです。

これまでに実施された代表的なアルゴリズムアップデート

コアアルゴリズム自体はリアルタイムにアップデートが重ねられていますが、それとは別に大規模なアップデートが行われることもあります。

命名された上で周知が行われるこれらのアップデートは、おもに大きな方針転換などがあった場合に実施されてきました。

以下に、その代表的なものをご紹介します。

パンダアップデート

ユーザーの益にならないような低品質コンテンツや内容の薄いコンテンツ、重複・コピーコンテンツなどの評価を下げるアップデートです。

2011年から導入され、2013年にコアアルゴリズムに統合。

ペンギンアップデート

ブラックハットSEOと呼ばれるような、Googleの品質ガイドラインに違反したSEO対策を施したコンテンツの評価を下げるアップデートです。

2012年から導入され、2016年にコアアルゴリズムに統合。

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ハミングバードアップデート

会話型の検索が可能になったアップデートです。

ユーザーが自然な言葉で「したいことや聞きたいこと」などを入力するだけで検索意図を汲み取ってくれるようになり、「検索時には適切なキーワードを選ばなければならない」という敷居が低くなりました

ベニスアップデート

ユーザーの現在位置情報に応じた検索結果を表示するアップデートです。

地名や地域などのキーワードを指定しなくても現在地周辺の情報が表示されるため、とくにスマホが普及した現代においてはユーザーにとって便利なアップデートと言えるでしょう。

健康アップデート

2017年12月に実施された日本独自のアップデートは、通称「健康アップデート」と呼ばれています。

Googleが「Google検索品質評価ガイドライン」で言及しているYMYL(Your Money or Your Life)のうち、とくに医療・健康関連の検索に大きく影響したアップデートです。

専門家や医療機関などから提供された、ユーザーの益になるような信頼性の高い情報が上位表示されやすくなりました2

アルゴリズムの更新にはどう対策すべき?

アルゴリズムのアップデートが行われると、コンテンツの評価方法も変わります。

それにともなって、検索順位が変動するという影響も出てきますが、Web担当者やSEO担当者はこれにどう対策すべきなのでしょうか。

良質なコンテンツ作りを地道に行う

結論から言えば、アップデートで検索順位が下がったからといって、即座に回復させるような特効薬はありません

できること、やるべきことは、ユーザーの検索意図に応え、ユーザーが満足するようなコンテンツを提供すること。

そして、ここには派手で効果的な手法はなく、良質なコンテンツを地道に作り上げていくことが必要です。

E-A-Tを重視したコンテンツを心がける

また、コンテンツ作りにおいては、Googleが重視する「E-A-T」の考え方が欠かせません。

E-A-Tとは

  • Expertise:専門性
  • Authoritativeness:権威性
  • Trustworthiness:信頼性

という3つの要素の頭文字をつなげたものであり、Googleが「高品質なコンテンツ」と評価するための指針となります。

ユーザーファーストを掲げるGoogleに評価されるためには、けっして外せないコンテンツ方針と言えるでしょう。

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【まとめ】アルゴリズムよりも「ユーザーの役に立つ」ことを優先しよう

Googleのアルゴリズムがどのようなものかを理解し、アップデートの傾向などを把握することは、確かにWebサイトの運営において大切な要素です。

しかし同時に、アルゴリズムだけを意識するのはけっして得策とは言えません。アルゴリズムとそのアップデートは、あくまでGoogleがユーザーファーストを実現するための手段のひとつなのですから。

こうした方針のGoogle検索で上位表示を目指すためには、やはりユーザーファーストの考え方とサイト作りが欠かせません。

アルゴリズムではなく、その先にいるユーザーのことを考え、ユーザーの役に立つようなコンテンツ作りをこそ心がけるようにしましょう。

  1. 参考:Googleサーチクオリティ・シニアストラテジスト、アンドレ・リパッセ氏の発言|(7) Google Q&A+ #March - YouTube
  2. 参考:Google ウェブマスター向け公式ブログ|医療や健康に関連する検索結果の改善について
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