企業ブログを運用するメリットと成功させるための6つのポイントとは?

企業がブログを運用して情報発信するビジネスブログとは、どのようなものなのでしょうか。

本記事では、企業ブログの位置づけや背景、企業にとってのメリットなどの基礎知識をわかりやすく解説。

さらに、企業ブログを成功させるために押さえておきたいポイントや、参考になる企業ブログの事例も紹介します。

TOC

企業ブログってどんなもの?

企業が運営するブログ、いわゆるビジネスブログとはどのようなものなのでしょうか。

「ブログ」という名称から、社長ブログのような日記や有名人ブログなどを思い浮かべる人もいるかもしれませんが、企業ブログは「ブログの形態とシステム(CMS)を用いたビジネスコンテンツ」と捉えた方が正確でしょう。

その最大の特徴は、「継続した情報発信が行われるコンテンツ」という点にあります。

コーポレートサイトのように基本的には決まったコンテンツが置かれたものとは異なり、常に新しいコンテンツが追加され続けるのが企業ブログなのです。

従来のアウトバウンド型からインバウンド型マーケティングへ

企業ブログが注目を集める背景には、インバウンドマーケティングの台頭が挙げられます。

従来のアウトバウンドマーケティングは、場合によっては「押し売り型」と受け止められることもあり、ユーザーにとってはネガティブな存在になりかねません。

一方、プル型のインバウンド型マーケティングは、「ユーザー自身が興味を持って自発的にアプローチしてくれる」ことを狙ったマーケティング手法です。

ユーザー自身の意志でアプローチしてくるため、その後のリード獲得や顧客化などにつながりやすいというメリットがあります。

コンテンツマーケティングの要として企業ブログが活躍

こうしたインバウンドマーケティングにおいて、大きな役割を果たすのがオウンドメディアを用いたコンテンツマーケティングです。

ユーザーにとって有益な、価値のあるコンテンツを提供することで、顧客獲得のための最初の重要な接点となるのです。

企業ブログは、そのオウンドメディアの要として活躍できる存在だと言えるでしょう。

企業ブログの効果とメリット

企業ブログの運営には、当然ながらそこから得られるメリットが求められます。

では、企業ブログはどのように企業の利益に貢献するのでしょうか。

集客効果:ユーザー自身から積極的に行動してくれる

先述したとおり、企業ブログに有益なコンテンツが掲載されていてれば、それを必要とするユーザーが自分自身の興味や意志に基づいて積極的にアクセスしてくれます

コーポレートサイトの企業情報やメッセージなども確かに大切ですが、ユーザーの興味を惹くコンテンツとしての集客効果はあまり望めません。

一方、企業ブログであれば、コンテンツによる集客効果に大きく期待することができます。

利益効果:コンバージョンにつながりやすい

また、ユーザー自身が興味を持って積極的にアプローチしていることから、コンバージョンにつながりやすいという特徴もあります。

利益につながりやすいという点でも企業ブログには大きな価値があります。

ブランド効果:企業のファンを獲得しやすい

直接的な利益だけでなく、企業のファンを獲得できるというブランディング効果も期待できます。

企業ブログおよびそのコンテンツ内容を通じて、企業が何を大切に考えているのか、何を目指しているのかなどの姿が見えるようになれば、それに共感したり興味を持ったユーザーが企業にとって大切なファンになってくれることでしょう。

企業ブログを成功させるための6つのポイント

①ターゲットと目的を明確にする

企業ブログにおいてはまず、どんなユーザーを対象に、どんなコンテンツを展開するのかを明確にしましょう。

たとえば「編集力を上げたい人」をターゲットに「デザインやライティング、マーケティングに関する」コンテンツを提供するといったような形です。

ユーザーが自分から積極的にアプローチするためには、他人事ではなく自分事として捉えられるコンテンツが欠かせません。

ターゲットやテーマがぼやけていては、この点の効果が薄れてしまいます。

②継続的な情報発信を続ける

企業ブログという形態で効果を上げるには、常に新しいコンテンツを提供し続けることが重要です。
とは言え、何も日記のように毎日書く必要はありません。

週に1度、あるいは月に1度くらいのペースでも構わないので、継続的に情報発信を続けることを心がけましょう。

継続のためには、ネタ集めの仕組み作りも重要

また、継続してコンテンツを提供するためには、ネタ切れにならないようにすることも大切

どんなネタを扱うのか、どうやってネタを集めるかについては、社内各所と相談した上で最初から仕組みを作っておくのが良いでしょう。

③ユーザーの役に立つ情報提供を心がける

インバウンド型のコンテンツマーケティングの一環として提供する以上、企業ブログでは「ユーザーの役に立つ、有益な情報」こそが要となります。

「商品を売りたい」「製品を使って欲しい」という企業側の理論ではなく、あくまでブログのテーマ内において「ユーザーが知りたいこと」「ユーザーの課題を解決できるもの」「ユーザーがおもしろいと思うもの」などを取り上げるようにしましょう。

そのためには、ユーザーが何を求めているのかという意図を探ることも欠かせません。

インテント(検索意図)の調査だけでなく、営業場面で直面したユーザー課題など、さまざまなチャンネルからユーザーの意図を把握するようにします。

④クロージングまでの流れも考える

コンテンツのあり方としてはユーザー目線が大切ですが、企業が運営する以上は利益につなげる仕組みも重要です。

企業ブログに多くの人がアクセスしてくれても、それはあくまで入口に過ぎません。

その後、問い合わせや資料請求などでリードを獲得したり、最終的には購買・顧客化までつなげなければなりません

企業ブログ自身の中で、それほどあくせくする必要はありませんが、クロージングまでの流れを考えた上で、その入口に当たる部分だという認識はしっかりと持っておきましょう。

⑤SNSを活用した情報拡散を狙う

企業ブログでいくら有益なコンテンツを発信しても、その発信がユーザーの元に届かなければサイトにはアプローチしてもらえません

そのためにはSEO対策で検索上位を目指す他、SNSを活用した情報拡散も積極的に狙っていく必要があります。

元々のコンテンツが「役に立つ」「おもしろい」といった軸で展開されているため、TwitterやFacebookなどのSNSで「この情報をシェアしたい」と思ってもらうのも、企業ブログならば比較的容易だと言えるでしょう。

また、シェアに値する記事を提供するだけでなく、各種SNSのシェアボタンを設置するなどの工夫もしていきましょう。

⑥中長期的な計画を立てる

企業ブログを運営するにあたっては、けっして短期的な効果を求めず、あくまで中長期的な計画の元に進めることが大切です。

企業ブログは、確かに売上向上などにもつながる可能性を持っていますが、そこに即効性はありません

先述したネタ集めの仕組みやクロージングまでの流れなどと合わせて、ある程度長い目で見ながら進めるようにしましょう。

また、効果を出すためには、効果の測定と改善を重ねる必要もあります。

この点においても、中長期的な計画を立てておくと良いでしょう。

参考になる企業ブログの事例

最後に、実際に多くのユーザーを集めている人気の高い企業ブログをご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

経営ハッカー|freee

クラウド会計サービスなどを提供するfreeeによるオウンドメディア。

会計や経理だけでなく、経営戦略、起業、上場準備、働き方改革など、「経営」に関するさまざまなコンテンツが人気の企業ブログです。

SMMLab|アライドアーキテクツ

アライドアーキテクツが運営するSMMLab(ソーシャルメディアマーケティングラボ)は、その名の通りSNSマーケティング情報に特化したメディアです。

サイボウズ式|サイボウズ

「新しい価値を生み出すチーム」をテーマに、コラボレーションとITに関する情報を提供する企業ブログ。

多様な働き方や生き方など、サイボウズならではのこだわりや考え方がよく伝わってきます。

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