オウンドメディアのSEO対策は何をすべき?基本施策とチェックポイントを解説

2020 3/31
オウンドメディアのSEO対策は何をすべき?基本施策とチェックポイントを解説

オウンドメディアを運営するうえで特に意識していきたいのがSEO対策です。

しっかりとSEO対策をすることで自然検索からの流入を増やせます。

では、SEOに強いオウンドメディア にするにはどんな対策を講じればいいのでしょうか?

本記事では、オウンドメディア制作時・運用時のSEO対策のポイントについて解説します。

目次

オウンドメディアとホームページのSEO対策の違い

オウンドメディアと同様に、自社ホームページにSEO対策を行なっている企業も多いでしょう。

しかしオウンドメディアは「コンテンツを幅広く増やせる」という利点があり、コンテンツを増やすことで少しずつSEO効果を積み上げることが可能です。

一方でホームページでは、掲載するコンテンツが制限されるためSEO対策しにくく、1ページ1ページのSEO対策が重要になります。

会社やサービス・商品名で検索すれば上位に表示させることは可能ですが、その他のキーワードでは上位表示を狙いにくいです。

よって、集客をするならSEO対策がしやすく効果が積み上がるオウンドメディアがオススメです。

オウンドメディア制作時のSEOのポイント

オウンドメディアの構築・制作時に意識したいSEO対策のポイントを解説します。

SEO対策しやすいCMSを選ぶ

CMS(コンテンツ管理システム)とはWebコンテンツの制作・配信ができるツールのこと。

CMSを利用すれば、専門知識がなくてもオウンドメディアを作れます。

代表的なCMSといえばWordPressでしょう。

CMSを利用する場合、SEO対策をしやすいCMSを選ぶことがその後のオウンドメディア運営の明暗を分けます。

  • 必要機能があるか(この場合はSEOに関する機能)
  • レスポンシブ対応か
  • 使い勝手は良いか
  • セキュリティホール(脆弱性)に対応できるか
  • 日本で広く使われているか

日本で大勢の利用者がいるCMSならWeb上に解説記事も多く、わからないことを調べやすいというメリットがあります。

SEO機能やセキュリティの高さなどを吟味してCMSを選びましょう。

サイト構造を意識する

オウンドメディアのサイト構造を意識することもSEO対策の1つです。

サイト構造を意識することで、Googleのクローラーが回遊しやすいサイトになり、コンテンツが検索結果のインデックスに登録されやすくなります。

トップページから始まり、各カテゴリー>サブカテゴリー>コンテンツとツリー状に構成していきましょう。

ユーザーが欲しい情報をすぐに見つけられるように、そしてスムーズにサイトを評価してもらうために、リンク階層は「浅く・広く」が理想です。

HTMLタグでマークアップ

クローラーがオウンドメディアを認識しやすいように、HTMLタグでマークアップしていくことも忘れてはいけません。

例えば見出しタグにはhタグ、箇条書きならul/ol/liタグを利用することで、クローラーは「これが見出し」「これは箇条書き」と内容を理解できるのです。

SEO対策に強いCMSを使っている場合、CMSがHTMLタグを生成し簡単にマークアップできる場合もあります。

常時SSL化

常時SSL化とは、簡単に言えばURLを「http://」から「https://」にすることです。

たかが「s」一文字と侮ってはいけません。

常時SSL化することで、常に暗号化された安全な通信を行うようになります。

暗号化された通信では個人情報が盗まれたり、悪意ある攻撃からオウンドメディアやユーザーを守れるようになるのです。

Googleはユーザーの安全を考慮し、常時SSL化を評価基準にしています。

スマホ対応にする

スマホの利用者が増加したことで、Googleは2018年に「モバイルファーストインデックス」の対策を行いました。

これは「スマホ対応しているサイトを優先して上位表示する」というものです。

PCとスマホで同じキーワードを検索したとき、検索結果が違うものになることがあります。

PC対応しているコンテンツは下位に、スマホ対応しているコンテンツが上位に来るのです。

もしPCからしかオウンドメディアをチェックしたことがない場合には、スマホからもチェックしてスマホ対応を行いましょう。

表示スピードとユーザビリティを改善

表示・読み込みスピードのSEOの評価基準の1つです。

ページ読み込みに3秒以上かかった場合、ユーザーはストレスを感じ閲覧をやめてしまう確率が上がります。

それらを避けるために、余分なファイルやコードを読み込まないようにしたり、画像サイズを圧縮したりしてオウンドメディアの表示スピードを改善しましょう。

サイトの表示スピードを調べるにはGoogle提供の「Pagespeed Insights」が便利です。

それに関連し、ユーザビリティも意識するといいでしょう。

  • リンクは青文字
  • ロゴは全ページに配置しトップページに移動しやすく
  • 見出しは視認性を高くする
  • サイトマップページを用意する

など、ユーザーが使いやすくなるように工夫していきましょう。

競合メディアを参考にする

初めてオウンドメディアを制作する場合、どんなサイトにすればいいか迷うことがほとんど。

イメージがぼやけたまま制作しても成功しにくく、SEO対策もやりづらいです。

そこで競合メディアを参考にしながら制作を進めてみましょう。

外から見ただけでも、競合メディアがどんなSEO対策を行なっているかをある程度は把握できます。

少し言い方は悪いですが、競合メディアから戦略を盗み、活用してくことが大切です。

オウンドメディア運用時のSEOのポイント

オウンドメディアの運用を始めてからがSEO対策の本番です。

運用時に意識したいSEOのポイントを解説します。

SEOキーワードの選び方

SEO対策の要となるキーワード選びですが、そのキーワードの検索ボリュームは必ずチェックしましょう。

検索ボリュームはすなわちユーザーのニーズを表すからです。

キーワードはサイト構造を意識して選んでいきます。

効率的に上位表示を狙うには、次のようにキーワードを選んでいくといいでしょう。

  • 大カテゴリーではビックキーワード(「ダイエット」「ビジネス」など)
  • サブカテゴリーではミドルキーワード(「ダイエット 筋トレ」「ビジネス PDCA」など)
  • コンテンツではロングテールキーワード(「ダイエット 筋トレ スクワット」「ビジネス PDCA 期間」など)

タイトル・見出しにはSEOキーワード

キーワードを割り振ったら、コンテンツごとにタイトル・見出しにそのキーワードを入れるようにします。

HTMLでマークアップされたタイトル・見出しなら、クローラーにスムーズに情報を伝えられるからです。

ただしタイトルや見出しに不自然にならない程度にキーワードを盛り込みつつも、魅力的な文面にする必要があります。

クリックしたくなるタイトル=読みたくなるタイトルを考えて見てください。

ニーズを満たすコンテンツを作る

どんなキーワードでも「ユーザーが求めている情報は何か?」ということが良質なコンテンツを作るための重要なヒントになります。

例えば「ダイエット 筋トレ スクワット」とキーワードで検索するユーザーはスクワットのやり方を知りたいのか、それともスクワットはダイエットに効果があるかを知りたいのかでニーズが違います。

ロングテールキーワードが最もニーズを読み取りやすいキーワードですが、他にもQ&Aサイトの投稿や掲示板、SNSなどからもニーズが見えてきます。

しっかりと情報収集を行い、ユーザーのニーズを満たした良質なコンテンツを作りましょう。

内部リンクを工夫する

オウンドメディアの内部リンクもSEO対策で大切なポイントです。

クローラーがオウンドメディアを回遊するとき、そのページに貼られたリンクにもアクセスします。

もしどこからもリンクのないコンテンツがあった場合、クローラーはそのページをインデックスしません。

関連記事・参考記事・おすすめ記事として他の記事のリンクを貼ったり、パンくずリストやサイトマップを作ったりして、蜘蛛の巣を張るように内部リンクを工夫していきましょう。

解析と効果検証

オウンドメディア運営で飛ばしてはいけないのが解析と効果検証。

しっかりとアクセス解析を行い、どれくらいの効果が出ているのかを確認しましょう。

特にチェックしたい項目は次のとおりです。

  • 検索流入の数と変動率
  • キーワードの順位
  • 読まれているコンテンツ/読まれていないコンテンツ

これらのデータから「なぜ順位が上がった/落ちたのか?」「なぜその記事が読まれている/読まれていないのか?」などを仮説として考え、次のPDCAを回していきましょう。

リライトとインデックスコントロール

アクセスアップやSEOにあまり貢献していないコンテンツは、リライトすることで改善し、SEO効果を高めることができます。

キーワードやニーズを見直し、上位サイトを参考にブラッシュアップしてみましょう。

しかしリライトしても順位が上がらない場合もあります。

もしくは、コンテンツが多くなることで類似ページが増えることも。

そんなときに考えたいのがインデックスコントロールです。

インデックスコントロールとは、検索結果にインデックスさせるページを厳選し、分散していた評価を特定のページに集中させる手法です。

残すコンテンツ・削除するコンテンツを選別するということですね。

リライトとインデックスコントロールをすることで、オウンドメディア全体の評価を高め、上位表示させやすくなります。

最新のSEO情報を見逃さない

SEOの評価基準は少しずつ変化しており、年に数回はGoogleの大型アップデートもあります。

オウンドメディアを長く運用し続けるには、これらの変化にも対応していかなければなりません。

そのために日頃から最新のSEO情報を見逃さないようにしましょう。

Googleの公式ブログやSEO情報サイトをブックマークしたり、SNSでの情報収集も有効です。

英語が得意ならば、情報が早い英語のサイトやSNSアカウントをチェックするのもいいでしょう。

オウンドメディアのSEOではユーザーを第一に考えることが重要

Googleが掲げる10の事実」の最初に以下の言葉を掲げています。

1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。

Googleの理念はユーザーを第一に考えること。

すなわち、SEO対策でもユーザーを想うことが重要です。

ユーザーに情報を提供するオウンドメディアだからこそ、もう一度ユーザーのことをふり返り、ユーザーを第一に考えた対策を講じていきましょう。

それが最もSEOの効果が高い対策なのです。

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