ストーリーズとは、24時間で消える15秒の動画形式の投稿です。インスタグラムでは、2017年からストーリーズの形式でも広告が配信できるようになりました。
また、最近Facebookのビジネスアカウントの広告マネージャもシステムが変わり、どのサイトを見ても設定方法がよくわからない…という方も多いのではないでしょうか?
私もSNS広告運用を担当していて、ストーリーズ広告の設定にてこずったその一人です。
そこで今回は、誰でも簡単に理解できるよう、ストーリーズ広告の設定方法や配信時の注意点について画像付きでご紹介していきます。
実際の画面を交えて説明していくので、この記事を見ながら一緒に進めていきましょう。
インスタグラムのストーリーズ広告とは?
インスタグラムのストーリーズ広告は、フィード広告とは違い、スマホの画面全面に画像や動画を表示させ、設定したターゲット層のストーリーズに配信することができる広告です。ユーザーがストーリーズを閲覧している際に自然に配信させることができるため、より効果的にアプローチすることができます。
ストーリーズは全画面に表示されるため、広告用素材を作成する際には、データサイズやアスペクト比には注意が必要です。
共通:
推奨サイズ=1080× 1920px(アスペクト比9:16以上)
最小サイズ=600×1067px
画像:
容量30MB以内、形式はjpgまたはPNG
動画:
再生時間15秒以内、容量2GB以内推奨、解像度720p以上、形式はmp4またはmov
素材が上記の条件を満たしていないと広告を的確に作成できないので、気をつけてください。
より簡単になった!最新のストーリーズ広告設定方法
①公式インスタグラムストーリーズ広告画面にアクセス。
下記の公式インスタグラムストーリーズ広告画面にアクセスしましょう。
URL:https://business.instagram.com/a/stories-ads?locale=ja_JP
こちらの画面の「広告を作成」をクリックすると、ご自身のfacebookビジネスアカウントに移動します。
②目的を選択。
この画面では、ストーリーズ広告を打つ目的を設定します。
サイトへの誘導を促したい場合は、「ウェブサイトへのアクセスを増やす」、お問い合わせ数を増やしたい場合は、「お問い合わせを増やす」など、用途に合わせて選択しましょう。
※今回はとある商材のサイトでの購買率を高めたいという目的があったため、「ウェブサイトへのアクセスを増やす」を選択しました。
③画像を設定し、ウェブサイトの説明・見出し・ボタンラベル・ウェブサイトのURLを記入する。
用意したストーリーズ広告用の素材を、こちらの画面で設定します。PC内にデータがある場合は左の矢印ボタンを、動画をアップロードしたい場合は、右から2番目の動画ボタンをクリックしてアップロードを行います。
こちらは、②の目的設定の際に「ウェブサイトへのアクセスを増やす」を設定した際の記入画面になります。
この画面では、見出しと説明をご自身で入力します。また、ストーリーズ広告を見て興味を持った方がタップする下部のリンク部分に紐付けるURLと、ボタンラベルを設定しましょう。
「申し込む」「予約する」「ダウンロードする」「メニューを見る」「購入する」等、様々なボタンラベルが設定できますので、リンク先に最適なラベルを選択してください。
④ターゲットを設定する。
「オーディエンスを作成」の部分では、広告を配信するターゲットを設定します。
まず性別・年齢・地域を設定しましょう。
詳細ターゲット設定では、具体的にどんなパーソナリティのユーザーにアプローチしたいのかを詳細に設定していきます。
詳細ターゲット設定で、利用者層・興味関心・行動などを設定することができますので、子供がいる人や、こんな学校に通っている人、テクノロジーに興味がある人など、アプローチしたい商材に最適なターゲット設定をしていきましょう。
⑤広告の配信期間と広告予算を設定する。
「継続的に掲載」を選択する場合は、1日の予算を設定し、その予算に沿って継続的に広告が配信されます。
設定されている1日の予算は、平均金額となっています。つまり、毎日ほぼ1日の予算に相当する成果を得られるようにしているということです。しかし、別の日よりも多くの成果を期待できる日があるかもしれません。その場合、1日の予算を最大25%超過した額を消化することがあります。
「広告の掲載終了日を選択」を選択する場合は、開始日と終了日を設定して掲載期間を定めることができます。その場合は、定められた期間内で、設定した予算を消費していきます。
⑥配信先と、支払い情報を設定する。
最後となるこちらの画面では、広告の配信先の選択と、予算の支払い情報の入力を行います。
Facebook・Instagram・messengerの3つから選択することができます。
今回はインスタグラムのストーリーズ広告をご紹介しているので、「Instagram」のチェックボタンは忘れずにクリックしてください。
支払い情報を入力したら、画面右下の「いますぐ宣伝」というボタンをクリックし、ついに広告設定の完了です!
ストーリーズ広告設定時の注意点
ストーリーズ広告を設定する際に注意すべき点を、実際に経験した身からご紹介いたします。
広告素材のデータサイズとアスペクト比は守る。
ストーリーズは全画面に表示されるため、広告用素材を作成する際には、データサイズやアスペクト比には注意が必要です。
共通:
推奨サイズ=1080× 1920px(アスペクト比9:16以上)
最小サイズ=600×1067px
画像:
容量30MB以内、形式はjpgまたはPNG
動画:
再生時間15秒以内、容量2GB以内推奨、解像度720p以上、形式はmp4またはmov
素材が上記の条件を満たしていないと広告を的確に作成できないので、注意してください。
実際に配信された時の、アカウント名とリンク誘導ボタンの近くはデザインを避ける。
ストーリーズ広告が実際に配信されると、画面左上部にアカウント名と画面下部のリンク誘導ラベルが自動的に表示されてしまいます。
そのため、素材の左上部と下部には、なるべく文字やデザインの配置を避けることをおすすめします。
注意点を留意した上で、効果的なストーリーズ広告を配信してください。
広告の結果はどうやって確認するの?
実際に広告を配信した後、その広告でどのくらいアプローチできたのか知りたい!そんな時は、これから説明する方法で簡単に配信した広告の効果を確認することができます。
Facebookビジネスアカウントにアクセスしてください。
ページ左部から、「広告センター」のタブをクリックし「すべての広告」を選択します。
すると、過去に配信したすべての広告のログを確認することができます。
左上の「結果を見る」をクリックすると、リンクのクリック数・リーチ数・エンゲージメントなどの具体的な数値を確認することができます。
また、リーチした年齢層・配信先・地域をチェックすることもできますので、設定したターゲットと異なるユーザーにリーチした要員などを分析し、次回の広告に生かすこともできます。
以上が、今回のストーリーズ広告の徹底解説になります。
ストーリーズ広告を配信して、結果を分析していくことで、ターゲットに確実にアプローチしていきましょう。