ブログを読んでもらうには?アクセスが増えて読まれるブログにする方法

個人が日記として書いているブログに始まり、1つのテーマに絞った特化ブログや企業ブログまで、Webの発展と共にブログを書く人・企業が増えてきました。

しかし記事を読まれないことには、自分の伝えたいことやそのブログの良さは伝わりません。そこで今回は、ブログを読んでもらうためにできることを解説します。

目次

ブログを読んでもらうためのポイント

ブログを読んでほしい人物がいるなら、その人に直接「読んでみて!」とリンクを送るだけで良いでしょう。しかし本記事の読者は、不特定多数の人にブログの存在を知ってもらい、読んでもらうことを目的としているはずです。

大勢の人にブログを読んでもらうための重要なポイントは大きく分けると2つしかありません。

  1. ブログのアクセスを増やす
  2. 読まれるブログの書き方をする

まずはアクセスを増やす

ブログを開設して記事を公開しただけでは、そのブログは大海原に浮かんでいる孤島の状態です。橋を作ったり船を出したりして、人を呼び集める必要があります。

ブログのアクセスが少ないということは、そのブログを見ている人が少ないということ。ほとんどのブログはまずアクセス数を増やす方法を考えなければいけません。

アクセス数が増えてはじめて「読む人がいる」という状態が出来上がるのです。

ブログの書き方を見直す

ブログを「見る」のと「読む」のとでは大きな違いがあります。アクセス数が増えても個別の記事を読まずにすぐ他のサイトに行ってしまっては「読んだ」とは言えませんよね。

そこで、ブログの書き方を見直す必要があります。ただ思っていることを書けば良いというわけではなく、読みたくなるような仕掛けやわかりやすい文章、スラスラと読み進められるような流れにする必要があるのです。

あの手この手で広める!ブログのアクセスアップ方法

“大海原の孤島”状態から脱出するために、まずはブログのアクセスアップ方法を知りましょう。

ブログの宣伝方法

アクセスアップのため、まずはブログを宣伝しましょう。

近年はTwitterやInstagramなどのSNSも発展途上でユーザーが増えているため、そうしたSNSでブログの宣伝をするのがおすすめ。意外とリンクから見に来てくれる人がいるものです。

ただ、使うSNSもブログごとに相性があります。ビジネスや知識的なブログならTwitterと相性が良いのですが、コスメ系やライフスタイルの紹介ならInstagramの方がおすすめ。複数のSNS運用が難しい場合には、相性の良いSNSを選びましょう。

GoogleやYahooの検索からブログを見つけてもらえることもあります。できるだけ見つけてもらいやすくするためにSEO対策をすると良いでしょう。うまくいけばSNSよりも多くの流入が見込めるはずです。

個人で使っている人は少ないですが、広告を利用する手もあります。リスティング広告やSNS広告など、企業や法人でなくても使える広告はたくさんあります。その分費用はかかりますが、短期間でかなりアクセスを増やせるのが魅力です。

アクセスを増やしたいなら、とにかくあの手この手を使って地道にブログを宣伝する努力が必要です。

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アクセスを増やすコツ

宣伝することの他にも、アクセスを増やすコツがあります。

ブログがアメブロなのか、ライブドアなのか、はたまたWordPressで作ったものなのか、何であれ必ずSNSと連携しておくことをおすすめします。

連携すると自分が記事を公開したとと同時に宣伝できるだけでなく、他の人が読んだときに面白い記事だと思ったのなら、SNSで紹介されることがあるからです。つまり、他の人があなたのブログを無料で宣伝してくれるのです。

それを踏まえ、ブログを書くときには「拡散(シェア)されること」を前提にしましょう。友達に教えたくなるような小ネタや面白い内容になるように心がけると良いですね。

また「はてなブックマーク(通称:はてブ)」というブックマークを共有できるサービスもあります。たくさんブックマークされることで大勢の目に止まりやすくなるため、どんな記事がブックマークされているのかを研究して、はてブを狙ってみるのもアクセスアップに有効です。

読んでもらえるブログの書き方

ブログを「読んで」もらうために、アクセスアップと同時進行で、ブログの書き方も工夫していく必要があります。

読者は「文章」が読みたいのではない

大前提として、読者は「文章」が読みたいわけではないことを覚えておきましょう。あなたのブログを訪れた目的は「そこに自分が知りたい情報が載っているかもしれないから」です。(ポエムや詩集的なブログは別ですが)

初心者がやりがちなミスが、面白い文章を書けば読まれると思い込んで、やけに文章にばかり凝ること。面白いことを言おうとして、逆に盛り下がってしまうのです。

また芸能人でもない限り、ただの日記ブログも読まれません。ブログの中に主要テーマがあり、伝えたい「ポイント」が書かれており、軸のあるブログが読まれるブログなのです。

アクセス数はあっても、離脱率が高く離脱時間の平均が1分以内のブログは、読者が訪れても「知りたい情報は載ってない」と判断されている証拠です。

タイトルとリード文の見直し

では「知りたい情報が載っているかも」と思ってもらい、読まれるためにはどうすれば良いのでしょうか?

まず見直すべきなのは、タイトルとリード文です。

タイトルは32文字以内で、そのブログの内容が的確にわかるタイトルにします。その際、キーワードを決めてSEOに効果的なタイトルになるように工夫すると良いでしょう。

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続いてリード文では、記事の概要を伝え、読者の興味を引くという目的があります

  • この記事は何について書かれているのか
  • どんな人が読むと良いのか
  • この記事を読むとどんなメリットがあるのか

といったことをリード文で端的にまとめましょう。

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構成をきちんと考える

多くのブログやWebメディアでは、リード文の直下、最初の見出しの直前に「目次」が置かれています。これは、タイトルとリード文を読んだ読者が、さらに詳しい記事の内容を把握するのに役立つ、とても大切な要素です。

この「目次」はWeb記事でいえば「見出し」にあたります。見出しを考えずにいきなり記事を書き始めてしまうブログ初心者もいますが、それではライティングに時間がかかりますし、内容をきちんと表した見出しもつけられません。

いきなりライティングに入る前に、まずは構成を考えることが重要です。書きたいテーマやネタを見つけたら、構成(見出し)で骨組みを作ります。そこに肉付けしていく感覚でライティングを進めていきましょう。

ロジカルな文章にするには

ロジカル(論理的な)文章とは、どんな文章をイメージするでしょうか?「論理的」というと、論文のような難しい印象がありますが、実はそんなに難しいことではありません。

ロジカルな文章とは、スラスラと読み進められるような、内容が頭に流れてくるようなわかりやすい文章のことです。読んでいてストレスがないため、長い文章でも完読できてしまいます

そんなロジカルな文章にするために有効なのが「PREPの法則」です。

  • Point(結論):最初に結論を示す「〇〇は〇〇だ」
  • Reason(理由):その結論の理由を示す「なぜなら〇〇だから」
  • Example(具体例):具体例を挙げる「例えば〇〇」
  • Point(結論):最後にもう一度結論をまとめる「だから結論は〇〇なのだ」

最初に結論を示してしまうことで、文章が冗長になるのを防ぎ「何が言いたいの?」という状態を回避します。理由や具体例で結論を根拠づけ、最後にもう一度結論をまとめるとグッと説得力のある文章に仕上がるのです。

ブログを有名にする「簡単で早くて確実な」方法はない

「ブログを大勢の人に読んでほしい!ブログで有名になりたい!」と思っている人は、つい“簡単で早くて確実な”方法を探してしまいがち。しかし今有名なブログであっても最初は無名からのスタートだったのです。

「ブログがバズって一気に有名になる」という夢のような現象はほとんど起きません。その現象を待つよりも、毎日コツコツとアクセスアップの方法や読まれる文章の書き方を実践し続けることの方が、大勢の人にブログを読んでもらうための近道です。

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