沼にハマる人続出!? 定番ノート「ロルバーン ポケット付メモ」の最旬コラボが可愛い!


買い物に出かければ用もないのにLOFTやPLAZAをうろうろ……

文具コーナーってなぜあんなにも時間を忘れてしまうのでしょう。

さかのぼれば、小学生頃の私の楽園は「サンリオ」。「推し」のキャラクターの鉛筆1本を選ぶ時間がたまらなく幸せでした。

それは今も変わらず、私にとって文具は「癒し」。見ているだけでも幸せになれる愛しい存在なんです。

そんな小さな幸せをみなさんにお裾分けすべく、私の独断で選んだ「癒しの文具」を少しずつご紹介できればと思っています。

目次

仕事中の長年の相棒「ロルバーン ポケット付メモ」の魅力

出典:http://www.delfonics.com/rollbahn15th/story.html

鮮やかなカラーの表紙に、ツインリングとネイビーのゴムバンド。

「ロルバーン ポケット付メモ」はシンプルなデザインと使いやすさで、男女問わず多くの人に愛用されています。

まだ使ったことがない人でも、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか? 

表紙に書いてあるドイツ語から、てっきりドイツのメーカーだとばかり思っていましたが、実は日本製。

日本のステーショナリーメーカーである「デルフォニックス」が日本の工場で製造、仕上げはすべて手作業で行っているそう。

「ロルバーン」とはドイツ語で「滑走路」という意味。

ゴムバンドを滑走路に見立てて命名したのかと思いきや、「旅先にでもどこにでも気軽に持って行って欲しい。

いろいろな場所でこのメモを開き、書き込んで欲しい」という思いが込められているのだそう。

私がこのノートを使い始めてから、もう10年以上。もはや仕事中になくてはならないもの、「相棒」のような存在です。

そんな「ロルバーン ポケット付メモ」の魅力を、まずは手短に説明させてください。

POINT1:表紙のバリエーションが豊富

定番の「ロルバーン ポケット付メモ」は、シンプルにロゴとドイツ語がプリントされたユニセックスなデザイン。

それだけだともしかしたら飽きてしまうかもしれませんが、このノートにはたくさんのカラーバリエーションがあり、1冊使い終わると「次は何色にしよう?」とちょっとだけワクワク感を楽しめます。

後述しますが、基本のカラーに加えてコラボデザインや、限定デザインも多数発表されるため、沼にハマってしまうファンも多いのだとか。

ここ何年かはシルバーを愛用しています。Macと手帳と一緒に持ち歩くことが多いので、色の統一感が気に入っています。

POINT2:表紙が厚くて丈夫

こちらも私にとって重要ポイントのひとつ「表紙の厚さ」。

撮影時に立ったままで取材をすることもあるため、片手で持ちながら文字を書けるところがとっても便利。

このノートにはいろいろなサイズがありますが、私が愛用しているのはLサイズ(B6に近い大きさ)。

小さくもなく、大きくもなく、このサイズ感が携帯性・実用性ともにマイ・ベストです。

最近ではiPadでメモをとることが一般的になってきていますが、私には片手で持つには重いため、これくらいのノートが重宝します。

POINT3:ミシン目入りの5mm方眼

中はインクがにじみにくい5mm方眼の上質紙です。

方眼つきだと字をまっすぐに書けて、線も引きやすいので、走り書きしてもなんとなく整って見えます。

また、ミシン目入りなので、書いたものを人に渡すときも綺麗に切り離せせます。

紙の色がクリーム色なところもお気に入り。

長年愛用しているので、真っ白のノートよりも目に優しい感じがして落ち着きます。

出典:https://rollbahn.jp/

ロルバーンのノートの魅力をお伝えしたところで、本題に入りましょう。

ロルバーンシリーズ(ノートのほかにダイアリーもあります)は、いくつものコラボや限定商品を発表しており、文房具好きの間では常に注目されています。

私が最近気になったコラボがとても可愛いので、ご紹介させてください。

「MOGLEA(モーグリー)」コラボ:手書きアートを身近に感じる1点もの

出典:https://shop.delfonics.com/feature/moglea-x-delfonics/

アメリカの紙製品ブランド「MOGLEA(モーグリー)」のアートを表紙に使用したスペシャルエディションのノートが登場。

何が特別なのかと言うと、このノート、プリントではなくハンドペイントをそのまま表紙に加工しているんです! 

大きな1枚のシートにペイントを施し、表紙サイズにカットして製本しているため、1点1点模様が違うというぜいたくな逸品。

ペイントのタッチやインクの風合いが楽しめるよう、ロルバーンのロゴを箔押ししたPVC素材のクリア表紙を重ねてあります。
出典:https://shop.delfonics.com/fs/delfonics/600463

サイズは私がいつも愛用しているL。

カラーバリエーションは4種類あります。どれも絶妙におしゃれな色使いで迷ってしまいそう!

お値段は一冊¥3,080と、ノートとしてはお高めですが、「ひとつとして同じものがないアート」と考えたらそれだけの価値があるのではないでしょうか。

見るだけでなく、アートを楽しみながら使える名品です。

仕事用にはもったいないので、大切なことを記録しておくノートとして、自宅用に一冊検討しています。

 
カラーバリエーションは、左上:草花の草原を連想させるD(Meadow)、右上:光線をイメージしたE(Beam)、左下:モネの名画「睡蓮」を思い起こさせるF(Water Lily)、右下:ネオンカラーを多用した大胆で明るいG(Happy)の全4種。各¥3,080(税込)https://shop.delfonics.com/fs/delfonics/600463 出典:https://shop.delfonics.com/fs/delfonics/600463

MOGLEA(モーグリー)
2012年に誕生した紙製品ブランド。アメリカ・アイオワ州にスタジオを構え、1枚ずつ手作業で施したペイントをそのままレターやノートに仕立てた、芸術作品のようなハンドメイドアイテムが特徴。アーティスティックな感性で仕上げられたペイントとハンドメイドへのこだわりが生み出す、独創的な世界観が人気を集めている。

出典:https://shop.delfonics.com/fs/delfonics/600463

「Lido(リド)」コラボ:ヨーロッパのデッドストック素材を使用した特別な1冊

「Lido(リド)」はデルフォニックスが運営する手芸素材と雑貨のセレクトショップ。

実店舗は持たず、オンラインショップやイベントを中心に活動しています。

そのLidoがヨーロッパで買いつけてきた1960年代〜のデッドストックの壁紙やラッピングペーパーを表紙に配したのがこのノート。

各¥1,320 ※現在は別の絵柄が抽選販売となっています。
出典:https://shop.delfonics.com/feature/lido-rollbahn/

こちらも、壁紙などの大きな素材1枚を裁断して表紙に使用しているので、それぞれ絵柄が異なる特別な1冊。

デッドストックのため、どこか懐かしい雰囲気が特徴的です。

表紙の素材は主に1960年代〜1980年代前後のオランダ、ベルギー、ドイツ周辺で作られ未使用のまま眠っていた壁紙。
出典:https://lido-shop.com/news/62139e51dd8d390269e45874

使用している壁紙にはインクの擦れや汚れ、経年による黄ばみなどが見られるとのことですが、それさえも味わい深く、魅力になっています。

古いものから新しい価値を生み出すという、サステナブルの観点からも注目したい商品です。

現在はLidoのオンラインショップで購入可能です。

Lido(リド)
デルフォニックスが運営する、グラフィックやデザインの視点でセレクトした手芸用品を扱うブランド「Lido(リド)」。Lidoオンラインショップ、デルフォニックス、Smith各店で開催しているイベント、手芸イベントを中心に活動している。
Lido オンラインショップはこちら

出典:https://shop.delfonics.com/feature/lido-rollbahn/

コラボや限定商品が続々と登場する「ロルバーン」。

「ロルバーン沼」という言葉もあるくらい、一度コレクションにハマってしまうと抜け出せなくなってしまいそうです。

地域限定など、まだまだご紹介したい商品もたくさんあるので、それはまたいつか!

※この記事で掲載した「MOGLEA」及び「Lido」のコラボレーション商品は限定商品のため、完売となっている場合がございます。あらかじめご了承ください。

撮影(TOP)/菅原 景子 編集・文/豊泉 陽子(Roaster) デザイン/大倉 詩穂(Roaster)


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